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実はアドバイスになっていない栄養アドバイス
「たんぱく質の量を増やしてバランスよく食べましょう。野菜もたくさん摂れるといいです!」
よくフィットネスの現場では、カロリーや糖質の量を減らすことを目的に栄養のアドバイスをしている人がいます。
しかし、多くの場合一見賢そうなアドバイスでも、実は具体的ではなく結局何をしていいかわからないというあやふやなアドバイスが多いです。
「たんぱく質」と言われて何を想像しますか?
ある人は鶏肉。
ある人は豆腐。
ある人はヨーグルト。
その人それぞれで想像する食べ物は違います。
「たんぱく質を増やせ」と言われて何を想像しますか?
ある人は夕飯に食べている肉の量を増やす。
ある人はプロテインを飲めばいいと思う。
ある人はサラダに豆腐を入れる。
一度の量を増やすのか総量を増やすのか。
他にも「バランスよく」や「甘いものは適度に」など、あいまいなものが多いです。
大事なのは、具体的にどの食材をどの量、どのタイミングで増やす/減らすのかを徹底的に合わせることです。
そして、それをする根拠はその人の体の状態をきちんと評価することが大切です。
見た目や数値の変化だけにとらわれると、副腎疲労や甲状腺機能の低下につながります。
結果、体重は落ちたけど片頭痛がしたり生理痛がひどくなったりします。
「トレーニングの指導は具体的なのに栄養のアドバイスは曖昧」なんてことにならないよう注意が必要です。
トレーニング習慣がある人のアドバイスにリアリティがあるように、食事コントロールをストレスなく出来ている人のアドバイスには説得力があります。
誰からどうアドバイスを受けるのかも検討材料のひとつです。