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これまでの取り組み:2021年編

今日は訳あって、研究業績についてまとめてみました。今までどこかでまとめないとと思いつつもほったらかしにしていたのですが、なぜこのタイミングなのかと言うと、大学教員を目指すとかそういったものではなく、これから一緒にお仕事をするであろう方々に、参考になる情報を提示しておきたいと考えたからです。

例えば、こちらから「一緒に書籍を書いてみませんか?」とお願いする機会があった時に、得体の知れない人からよりは、書籍を書いたり、学術的な活動をしていた経験がある方が、検討して頂きやすいのではないか。そういった活動をしてきたことが目に触れることで、逆に「この仕事はあの人にお願いしよう」と思ってもらえるのではないか。

それをnoteで公開する必要があるのかと問われると、ここで公開するのが適切ではないのかもしれません。こういった研究業績は何かのポジションに応募するときにのみ、その場で限定的に提示するのが通常なのかもしれません。

そうは言っても、オンラインから交流が広がったり、新たなプロジェクトや仕事にたどり着いた経験を振り返ると、ここで公開することにも意味があるのでは、などと考えてしまいます。私がこれまでどのような取り組みをしていたのか、何をやってこなかったのか、何が得意なのか、何が不得意なのか、少しでも知って頂いた上で、「この人と交流したいか」「この人と一緒に仕事をしてみたいか」検討して頂きたいと思っています。

と言うわけで、ここにこれまでの取り組みを載せます。10件を超えるものは10件までの表示としました。

業績リストの作成には、Endnoteを用いました。別にEndnote出なくて良いと思いますが、後から追加したり編集がしやすいことと、年代別に並べたり、好きなものだけ選択してアウトプットしたりできることから、今回はEndnoteを使用してみました。

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ちなみにOS MontereyでEndnote X9起動できるようになりましたが、WordやPagesのプラグイン対応はまだのようです。


論文

1. Kobayashi T, Saka M, Suzuki E, Yamazaki N, Suzukawa M, Akaike A, et al. The effects of a semi-rigid brace or taping on talocrural and subtalar kinematics in chronic ankle instability. Foot Ankle Spec. 2014 Dec;7(6):471-7. 

2. Kobayashi T, Saka M, Suzuki E, Yamazaki N, Suzukawa M, Akaike A, et al. In vivo kinematics of the talocrural and subtalar joints during weightbearing ankle rotation in chronic ankle instability. Foot Ankle Spec. 2014 Feb;7(1):13-9.

3. Saka M, Yamauchi H, Hoshi K, Yoshioka T, Hamada H, Gamada K. Reliability and validity in measurement of true humeral retroversion by a three-dimensional cylinder fitting method. J Shoulder Elbow Surg. 2015 May;24(5):809-13.

4. Saka M, Yamauchi H, Yoshioka T, Hamada H, Gamada K. Conventional Humeral Retroversion Measurements Using Computed Tomography Slices or Ultrasound Images Are Not Correlated With the 3-Dimensional Humeral Retroversion Angle. Orthop J Sports Med. 2015 Mar;3(3):2325967115573701.

5. Saka M, Yamauchi H, Yoshioka T, Hamada H, Gamada K. Scapular Kinematics During Late Cocking of a Simulated Throwing Activity in Baseball Players With Shoulder Injury: A Cross-Sectional Study Using a 3D-to-2D Registration Technique. J Sport Rehabil. 2015 May;24(2):91-8.


学会発表

1. Saka M, Yamauchi H, Yoshioka T, Murata Y, Gamada K, Banks S. In vivo scapular kinematics during a simulated cocking motion in throwers: A pilot study using a 3D-to-2D registration technique. Orthopaedic Research Society; Long Beach2011.

2. 坂雅之, 山内弘喜, 吉岡徹, 蒲田和芳. 投球障害肩における肩関節回旋運動中の肩甲骨キネマティクス:投球側と非投球側の比較. 日本理学療法学術大会; 宮崎2011.

3. Saka M, Yamauchi H, Yoshioka T, Gamada K. Scapular position and orientation in symptomatic throwing shoulders: A cross-sectional study using 3D-to-2D registration technique. Orthopaedic Research Society; San Francisco2012.

4. 坂雅之, 山内弘喜, 吉岡徹, 濱田英敏, 蒲田和芳. 投球を想定した肩関節回旋動作中の3次元肩甲骨運動. 肩の運動機能研究会; 東京2012.

5. Saka M, Gamada K. The Relationships between posterior shoulder tightness and humeral head positions in collagiate baseball players: A pilot study using 3D-MRI technique. Orthopaedic Research Society; San Antonio2013.

6. Saka M, Yamauchi H, Yoshioka T, Hamada H, Gamada K. No Side-to-Side Difference in Humeral Retroversion in Baseball Players with Shoulder Disorders Using a True Three-Dimensional Measurement Technique: Validation and Comparison. American Orthopaedic Society for Sports Medicine; Seattle2014.

7. 坂雅之, 伊藤博志, 蒲田和芳. 肩関節外転に伴う三角筋後部の位置変化と内旋・水平内転可動域制限の関連性. 日本理学療法学術大会; 東京2015.

8. Saka M, Sato Y, Matsushita K, Akiyama D, Nakai D. Bone Morphology of the Capitellum and Radial Head in Youth Baseball Players with Capitellar Osteochondritis Dissecans and its Relationships to Elbow Range of Motion. International Congress of Shoulder and Elbow Therapists; Jeju2016.

9. 穐山大輝, 松下幸平, 坂雅之, 佐藤正裕, 中井大輔. 鏡視下腱板修復術後3ヶ月における肩他動内転制限が肩自動可動域に及ぼす影響. 肩の運動機能研究会; 広島2016.

10. 松下幸平, 水野敬太, 坂雅之, 佐藤正裕, 中井大輔, 間瀬泰克. 前腕肢位の違いによる橈骨頭の外側偏位と手関節共同伸筋腱の組織弾性の変化. 日本スポーツ理学療法学術大会; 東京2018.

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書籍分担執筆・翻訳

1. 坂雅之. 足部の解剖学・運動学. In: 福林徹, 蒲田和芳, editors. 足部スポーツ障害治療の科学的基礎: ナップ; 2012. p. 3-11.

2. 坂雅之. 下腿疲労骨折. In: 福林徹, 蒲田和芳, editors. 下肢のスポーツ疾患治療の科学的基礎:筋・腱・骨・骨膜: ナップ; 2015. p. 91-104.

3. 坂雅之. 手術治療とリハビリテーションプロトコル. In: 加賀谷善教, 鶴池柾叡, editors. スポーツ障害「肩」の治療ー評価からリハビリテーション,競技復帰までー: ナップ; 2018. p. 123-42.

4. 坂雅之. 投球動作の不良. In: 村木孝行, 甲斐義浩, editors. 肩関節理学療法マネジメント: メジカルビュー; 2019. p. 156-85.

5. 坂雅之. 肩関節・肘関節. In: 松村将司, 三木貴弘, editors. 適切な判断を導くための整形外科徒手検査法ーエビデンスに基づく評価精度と検査のポイント: メジカルビュー; 2020. p. 113-75.

6. 坂雅之. 半月板・関節唇ー基礎科学,病態と回復過程ー. In: 熊井司, 片寄正樹, editors. 軟部組織損傷・障害の病態とリハビリテーションー組織特性に基づくアプローチ法の構築ー: メジカルビュー; 2021. p. 308-41.

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総説

1. 坂雅之. 肩に関する最近の研究トピックと臨床での心構え. トレーニング・ジャーナル. 2018;40(9):24-9.

2. 坂雅之. 動きを評価し、仮説を検証する. スポーツメディスン. 2021;33(5):2-5.

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講演・シンポジウム・座長

1. 坂雅之(座長). ショートトーク:腱板断裂1. 第13回肩の運動機能研究会; 広島2016.

2. 坂雅之(座長). ポスター:基礎・運動解析. 第14回肩の運動機能研究会; 東京2017.

3. 坂雅之(座長). ショートトーク18:運動解析・肩人工関節. 第15回肩の運動機能研究会; 大阪2018.

4. 坂雅之. 腱板断裂に対する科学的根拠に基づく理学療法. 公益社団法人 静岡県理学療法士会 運動器専門部会 研修会; 浜松市リハビリテーション病院2020.

5. 坂雅之. 投球肘障害からの競技復帰に必要な理学療法評価. 第9回日本運動器理学療法学会学術大会 ミニシンポジウム1; Web開催2021.

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なんかこうやって業績リストを作ってみると、

「初めての学会発表は宮崎でポスターだったのかー」とか、

「Long Beachに行きたい San Franciscoに行きたい」それだけを考えながら毎日毎日肩のCT画像やレントゲン画像と戦ってたなーとか、

「またAOSSMにアタックしてみたいなー」とか、

「最近研究進んでないなー」とか、、、

色々な思い出と反省に心を揺さぶられ胸がいっぱいです。


こんな時はそうだ、ハイロウズのあの曲を聴こう。


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