飲み込み(嚥下)の筋肉を鍛える
飲み込み(嚥下)についてです。
病院に入院中は言語聴覚士(ST)が嚥下訓練行いリハビリしていきます。
家に帰って来て出来る飲み込みの筋力を高める練習についてです
舌骨上筋群について
舌骨上筋群は飲み込み関わる重要な筋肉です。
まずは舌骨とは
甲状軟骨(喉仏)のやや上にある骨です。
舌の骨とありますが、舌に直接着いているわけではなく、間接的に支えている骨です。
しかもこの骨は上下左右の筋肉に繋がれて浮いている状態なのです。
舌骨上筋群が収縮しているのを確認するには
嚥下時(飲み込み)に喉仏に指を当てると、上がって下がるのがよくわかると思います。
実際に舌骨を触りながら嚥下すると何となく感じられます。
舌骨は筋肉で引っ張られるようにして浮いているため、姿勢や重力の影響を強く受けます。
頭が前に突き出したような姿勢
片方の肩が下がっているような場合
位置の偏位や可動域のアンバランスが生じます。
片麻痺患者さんなんかは、麻痺の影響もあって著明です。嚥下障害があって当然です。
首や肩周囲のストレッチをして動きを良くします
それから筋力トレーニングを行います。
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