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〇手の巧緻な動きができない?ミエロパシー・ハンドの症状とは?

ミエロパシー・ハンドとは

「ミエロパシー・ハンド」とは、頚髄(首の髄鞘)が圧迫されることによって手の関節よりも末梢部分に障害が生じる状態を指します。これによって手の巧緻な動きができないなどの症状が現れることがあります。例えば、特定のテストを行う際に障害が出現することがあります。また、手の内側にある筋肉も関与することが多いです。

10秒テスト(Grip and release test)とは何ですか?

10秒テスト(Grip and release test)は、特定の動作を10秒間で何回行えるかを数えるテストです。手のひらを下に向けて両手を前に出し、「グー」「パー」をできるだけ早くかつ完全に曲げ伸ばしにならないように行います。このテストでは、手の指や手の力を使って正確に動作を行います。

健常者の平均的な結果は、26回±6.7回です。一方、頚髄症の患者や高齢者では、回数が減少し、健常者と比べて21〜22回以下、または20回以下になることがあります。このテスト結果に基づいて、ミエロパシー・ハンドの有無を判断することがあります。

以上がミエロパシー・ハンドと10秒テストについての説明です。ミエロパシー・ハンドや10秒テストに関してさらなる疑問がある場合は、医師や専門家に相談してみましょう。

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