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腰椎後方固定術後どの筋肉が筋力低下しいつ回復してくるか一つの考え方
腰椎の後方に位置する筋群と体幹伸展筋力の低下
腰椎後方固定術後の体幹伸展筋力の低下は、腰椎の後方に位置する筋群によって引き起こされると考えられています。具体的には、腰椎の後方に位置する筋群として、腰方形筋、多裂筋、棘上筋、棘下筋、大殿筋、大腰筋などが挙げられます。これらの筋群のうち、腰方形筋、多裂筋、棘上筋、棘下筋は、腰椎の後方に位置する最も重要な筋群であり、体幹伸展筋力の低下に関与していると考えられています。
腰椎固定術後の回復期間と仕事への復帰
腰椎固定術後の回復にはかなりの時間がかかります。MyHealth Albertaによりますと、軽い家事などの簡単な動作ができるようになるまでには4~6週間、腰が完全に良くなるまでには半年から1年かかると言われています。
肉体労働を必要としない仕事であれば、おそらく4~6週間後には仕事に復帰できるでしょう。軽い肉体労働を伴う仕事であれば、3~6ヵ月かかるかもしれません。重労働を伴う仕事であれば、より負担の少ない仕事を探す必要があるでしょう。
上記内容は一つの参考文献からの考え方です。個々の患者についてあらゆるケースをふまえた上で参考にしてください。
参考文献
: Lumbar Spinal Fusion: What to Expect at Home - MyHealth Alberta
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