ブラックPTA本部 拘束時間
新旧役員入れ替わりの年度末3月から6月中旬ごろまでの
PTAにおける総労働時間を小計してみました。
3ヶ月だけで100時間超えです。
旧役員の伝統「しゃべって引継ぎ」
旧役員伝統の総会準備、総会を行ったので
そこに半分以上、労働時間を奪われました。
会長や男性役員の外交時間
他の本部役員の在宅作業時間は把握できてないので
上記の小計時間より、実際はもっと多いです。
年度始めや、過渡期なのもあり、荒れ果てた土地を
新しく作り直している部分もあるので時間はとられることはあります。
それでも、旧スタイルでは「私らはこうやってきたからこう。先輩が怖いから厳しくする」と
思考停止で効率の悪い業務が延々と続くので、
時間がかかっていました。軽食を持参で夕方まで延々、ご高説メインとか。
総会も、総会とはこうよと、こだわりがあり、パイプ椅子が1センチでもズレていたら、修正して並べ直し
パイプ椅子1つ1つ拭き掃除、汚いパイプ椅子は在庫にある綺麗なパイプ椅子と交換
綺麗の基準が、ボス的役員の裁量なので、基準が曖昧、
拭き掃除は思いつきで言い出したので、雑巾などもってきてなくて、倉庫から見つけ出した数少ない雑巾でふく。
ボス的役員が指示を出し、動くのは後輩役員。雑巾が足りない?と探していたら、
「さっさと動いて!」と叱責が飛ぶ。
会則変更箇所の議案も読ませず「委任します」と提出させる愚民政策のわりに、
パイプ椅子の並べ方にはこだわる。
SNSの引リツで
「入会の意思確認や、個人情報保護法はクソ喰らえなのに、パイプ椅子の1cmのズレには血道を上げる。
文科省、教委発「保護者の教育」の成れの果て。。」と。
会則にも「良い父、良い母」うんたらかんたら「研修する」ことを目的にいれてますが
教育委員会後援で、市P協の上部団体が、大金使って強制動員して、講演会だの保護者の教育を何十年、繰り返した結果、
強制PTAを悪用し、イジメ、パワハラ、権威を使ってマウント
痛い勘違い保護者が量産されただけでした。
強制PTAなんぞで、承認欲求を満たさず、さっさと社会に出したほうが良かったのでは?
強制派役員の承認欲求を満たすため、
無駄な時間が増えていくわけで。
(※こう思う反面、役員が入れ替わり今年度の新任役員さんの理解力の早さ、問題解決能力の高さや、人として当たり前の感性を持ち合わせた保護者と出会い、能力ある保護者を、PTA改革のためにPTAに閉じ込めてしまう?というか、PTAに力を使わせることが、申し訳なく感じる。早々に仕事復帰されたら、能力を活かして社会に多いに貢献できる人材が、PTAでうもれていてもったいないと思う。)
今の新メンバーに替わってからは、
グループウェア導入で連絡漏れや、やることリストのタスク管理も効率がよくなり
昼過ぎて午後になっても夕方になっても、PTA室から出られない、家に帰れないなんてことは無くなりました。
強制PTAの本部に勧誘されて悩んでる人は、このくらい拘束時間はかかると予想しておいたほうが良いです。
家事も育児も仕事も、そこにボランティアとはいえない量の業務がプラスされます。
さらに、ここにパワハラ本部役員で、詰むわけです。
良いメンバーになれば、対人ストレスにふりまわされる時間はなくなりますが、
ブラック本部役員で構成されていると、要領も悪く、10分かからない編集作業などの、1つの業務だけで数十時間つきあわされこともあります。
地獄です。
強制派の役員が0人の予定なら、スムーズに業務改善はすすむと思います。
4月末の総会までが、本部役員の任期なので
強制派古参が去って、フレッシュな新任さんとわたしだけになってからは、あらゆる作業が時短で出来ました。
すぐ作業を終えられるので、過渡期における業務改善にも手をつけていけました。
本部役員ガチャをクリアしたら
次は地域(自治会)や管理職との交渉があります。
ここで校長ガチャ、教頭ガチャが加わります。
例えば、入会届整備。法令遵守で書類などの整備するだけなので、交渉する必要もなく、さっさと整備しないといけないことですが、
管理職が違法運営をやめてくれそうにない、難色を示す。
「ここは田舎だから、言ってくる保護者いない」「保護者の声がたくさんあがったら、話し合って」
と、保護者には無知で居続けてほしい。
悩んで、次は市P、教育委員会?市議?にいきます。
すると教育委員会は元教職員、元学校管理職もいますし
市P上部団体の事務局も、教育委員会と同じ屋根の下で仲良くやってまして、市Pは教育委員会サポーターと化してます。
「別団体で指導できない」「市Pに問い合わせて」
(市Pイベントの手伝いで駆り出された先にも、マウント、パワハラ役員が居ます)
いかに逃げ切るかマニュアルでもあるのかのごとく、問題を先送りします。
煙にまく返答や、論点すり替え、仕事しません。
市議は、やる気があり革新的な議員を見つけ出さなければ、市議もPTA問題に動きません。票集めでPTA会長を勤め踏み台にしている人も居ます。
先に、単位PTAで負担を減らせることは、どんどん変えたら良いと思います。
PTA関連の新刊本紹介
PTA モヤモヤの正体 堀内京子 著
PTAという国家装置 岩竹美加子さん
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