障害者の1つの選択肢
対象者の"社会的意義"。
それってとっても大事な要素だと思う。
下の図で自分と対象者と社会、それぞれの丸が重なるところ(②)って意識にはあるけれど、実はあまりリハビリの中で出来ていない。
前から自分が特に興味があるのがここ。
自分と対象者が重なるところ(①)は臨床だし、自分と社会が重なるところ(③)は講習会とか研究、学会発表とか。
もちろん①も③も大事。
ただ、対象者を直接巻き込んで社会と関わる事をしていく事が、その対象者個人の社会的意義を見出せるし、行為自体が世の中へのメッセージになるかも知れない。
②にあたる1つの選択肢。
【"恩返し"と"恩送り"】
僕らの仕事は、ある種恩を送る(giveする)ものかと思う。
自ら恩と言うのは変ですが、分かりやすくする為にそのような表現で。
基本的には先に与える側。
give&takeが一般的かもしれませんが、個人的には、こちらがgiveしたものは恩返ししてもらわなくても良いって思ってる。
給料としてtakeはあるけれど、サボっても同じ額。だけど最大限のgiveの方が気持ちがいい。
なんなら、こちらが相手にgiveしたものを、その相手がまた別な誰かにgiveしてくれたらもっと気持ちがいい。
恩を繋いでいく、"恩送り"。
そんな思想が根底にある。
【自分と対象者と社会の重なるところの可能性】
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