鍼灸・整体・柔整師でもわかる運動学 ~二つの運動戦略~
どうも!!
理学療法士の笹川です!!
なぜ痛みの出る歩き方になって
いるのか
動作分析をできるようになるため
にはある関節の動きのパターンを
見極めなければいけませんが、
ご存知でしょうか??
人によっては腰回りがクルクル
左右に揺れるように歩く人もいれば・・・
体幹部を左右に大きく動かして
歩く人もいます。
その他にも
足首は内側を向いたり、膝を曲げて
歩いたり・・・
人によって使う筋肉が違うため、
歩行という動作一つをとっても
千差万別なのです。
そこで私たち施術家はその特徴的な
姿勢、動作が
『なぜ関節の痛みを引き起こすのか』
を考えられなければいけません。
ではこちらの動画をご覧ください。
いかがでしたか??
カウンターアクティビティは
関節に対して重心線を近づけよう
とするため、
関節と主さの距離が近くなるので
筋肉は働かなくても済むようになります。
しかし筋肉は働かない分は
靭帯や腱といった組織で支えることに
なるため痛みを引き起こしやすくなります。
一方
カウンターアクティビティという戦略では
筋肉を使って支えるので、
関節反力(関節にかかる力)が大きく
なり、さらに筋力低下を起こしている
ときは本来使うべきではない筋肉を
使って代償します。
股関節でいうならば中殿筋が
弱いと大腿筋膜張筋で支えようと
するのです。
患者さんがどの運動戦略で痛みを
引き起こしているのかを考えられると
痛みを引き起こす動作を繰り返す
ことが少なくなるんですね(^^♪
今日は二つの運動戦略について
お話ししました。