【自分の好きなことを聞かれると案外すぐには答えられないって話】
安齋です!
最近、書くことから離れていました。文字に起こすことなくひたすらに思考を繰り返していました。
うん、特にこれといった目的はありません。単純に考える期間だっただけです。
でも、そのおかげでいろんな方向に対して自分なりの考えを抱きました。
ある程度、自分なりに解釈できたところからまたアウトプットとしてここに書いていきます。
ので!興味ある方、暇な方、安齋のファンだよって方は読んでくれると嬉しですねー。
では、いきまーす!
【あなたの好きなことってなんですか。】
あなたの好きなことってなんですか、と聞かれた時にこれを読んでいるあなたは答えられますか。
って、通勤中の電車で思いました。
僕は、少し考えます。
そして、意外と出てこない。
そもそも、「好きなこと」っていう括りがでかすぎる。
もっと分野を限定してから聞いてよって自分に突っ込んだ。
でも。。
分野を狭くしないと自分のことなのに答えられないということは、本当の一番ではないということ。
その状況にぴったりとくるものじゃないと答えられない・
例えば、ですけど、
・ディズニーランド/ディズニーシーでは何が一番好きで乗りたいのか。
・そもそもランドとシー、どちらが好きか。
・何が食べたい?和食?ベジタブル?イタリアン?中華?
・本で何が好き?→読書するなら電子?紙媒体?
みたいに、ここまで限局されないと僕たちは答えられない。
ということは、それは自分にとって本当の一番ではないということ。
何かの部分的な一番であり、絶対的な確定要素ではない。
ここまで話すとなんの話なのか、となるので一旦戻しますが、
要は好きなものはなんですか?
と聞かれた時に真っ先に答えられるものを常に自分の中に持っていますか、ということです。
これってすごく大切なことなんです。
好きなもの、好きなことがあるってだけは毎日が楽しくなるし、頑張ろうとする糧になります。
そう、好きなもの、好きなことは自分の生活を豊かにするんです。
【一番を見つけるためにはどうしたらいいのかという話です。】
はい、好きなものとはなんなのかとわかりましたね?
次は、自分の中の好きなものの見つけ方です。
これは結構、簡単ですよ。
極論、全てを捨てなさい。その中で、一つだけ残していい。という状況になった場合、何を自分は選択するのかと考えたらいいだけの話です。
これだけは自分は何があっても残したいというものです。
それは家族や自分の命、お金は絶対的安全の保証がされているという前提のもとです。
人の命を天秤に掛けられるほど僕たちの好きなものっていうのは大層なものじゃないです。
さて、あなたは何を選びますか?
【なんでこんな話をするのか。】
はい、ここまでいろんなことについて考えていただきました!
なんでこんな話をするのかというと、療法士の先生方は特に当てはまります。他職の方も当てはまります。
今、困っていることはなんですか。
今、したいことはなんですか。
最近、困っていることはありませんか。
これができたらいいなってことありますか。
などの介入時、対応時のありきたりな質問で本当の答えが返ってくるかといえば答えはそのほとんどがNOです。
上に書いた質問でわかりますよね?
そんな大括りな質問には誰も曖昧な回答しかできません。
あれもやりたい、これもやりたい、できることならあんなこともできるようになってみたい。
夢物語な話がポンポン出てくることもざらになる質問です。
でもそんなに時間を取れるほど、僕たちはクライアントと長い期間接することは難しいです。
結局、90%くらいは本人にやってもらうしかないのです。
つまり、僕たちは10%の中で、短い時間の中でいろんな情報をゲットして吟味して。
本人が本当に今、必要なことをこっちが掘り出してあげる。
いろんな言葉を使って、本人の表情のちょっとした変化を見逃さないように。
それが大切なんです。
これってすごく難しいけれど、基礎中の基礎であって同時に最大の武器になります。
他人と少ない時間でどうやって関わっていくか。
そこにはポイントがあります。
・たくさんの人を観察する。
・観察した人のパーソナルスペースを把握する。
・表情の使い方を観察する。
・瞬時に使える言葉の量を増やす。
・自分の声を段階分けして使い分ける。(少し高めの声、低めの声)
・話し方に変化をつける。(ゆっくり、早めに、抑揚をつける、強調する)
・使う言葉に表情をつける。
これらのことを意識すると自然と段々とパターンがわかってきます。
ある程度、自分の中でパターンが作ることができたらあとは、それを雛型にして対応して応用を加えていくだけです!
難しいですが、できない話じゃありません。
毎日、鍛錬していきましょ!そして、本当に好きなことを見つけていきましょ!
ではではーーーーー!!!!!
【最後に】
ちなみに安齋が本当に好きなものはというと、
一眼レフカメラです!これは僕の思い出であり、思い出を形にする最高の物です!
【ライタープロフィール】
氏名:安齋 将史(あんざい まさし)
理学療法士
神奈川県在住
話し方や人との接し方を心理学から学びつつ、臨床に応用しています。整形外科疾患に特化した治療を主体にしつつ、脳科学や生理学、解剖学に基づいた治療を意識しています。
最近は、
心理学、脳科学、人の行動理論、発達学、行動心理学などの分野を織り交ぜながら運動学、生理学、解剖学を応用して臨床に向かっています。
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