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<保存版>スウェイバック姿勢の教科書〜原因・ストレッチ・エクササイズの全て〜

よく「スウェイバック姿勢」ってネット上にも上がっていますが。


現代人のほとんどがこの「スウェイバック」


その原因・特徴・どのようなストレッチやエクササイズが効果的なのかをお伝えしていきます。


「え?かたい筋肉を伸ばして、弱い筋肉を鍛えればスウェイバック姿勢は治るんでしょ??」

と思っている方にぜひみてほしい内容です。

脳と学習、感覚入力の入れ方はマッスルバランスを理解することと同じくらい意味があります。


ではいきましょう。


スウェイバックの姿勢ってどんな状態?

ではそもそもスウェイバックとはどんな姿勢でしょうか?

左側がピラティス前、右側がピラティス5回目

<左側の写真のような姿勢がスウェイバックです!>
・頭が前に出てしまう(この方は比較的頭の前方変位が少ないです)
・骨盤が前方に出てしまう



この2つの現象のカウンターとして

・猫背になる(胸椎後弯)
・反り腰になる(肋骨が開いて前に出やすくなる)

が現れてきます。


姿勢の重心線から外れた部位にはストレスがかかりやすく、筋疲労もたまりやすいため。肩こり、腰痛、首の痛み、股関節の痛みなどにつながっていきます。



スウェイバックの原因「時代背景」

ではスウェイバック姿勢の原因はなんでしょうか?

これは時代背景が最も影響します。

なぜなら


「環境がヒトの身体をデザインするから」
ですね。


・デスクワークの座り仕事
・パソコン、スマホの使用


このあたりがとても大きいです。


僕らの体は常に「時代・環境」によって左右されてきました。


現代は情報革命で座り仕事が多く、電子機器を使用した姿勢が1日の大半を占めているため。スウェイバックのような姿勢になるのは必然です。


明確な論文が見つからなかったのですが、参考程度に下記の「身体と生活の比較文化」を載せておきます。歴史ではありませんが、国や性別、文化によって姿勢・姿勢戦略が変わるってことの報告です↓

https://core.ac.uk/download/pdf/230560559.pdf


僕らの生活の中にスマホ・パソコン・デスクワークというものが変われば、日本全体のsway backはもっと変わるでしょう。

でもそれを待っているわけにはいかないのでw

専門家目線で変えていきましょう。


スウェイバックのアライメント&筋肉バランス

<スウェイバック姿勢の骨アライメントの特徴>
・頭部前方変位
・胸郭後方変位
・胸椎後弯増強
・腰椎前弯減少
・骨盤前方変位
・骨盤後傾気味

これが骨のアライメントの特徴です。


<スウェイバック姿勢の筋バランスの特徴>
短縮しやすい筋肉:大胸筋、腹筋群、ハムストリグス
弱化しやすい筋肉:頚部屈筋群、僧帽筋下部、腹筋群、腸腰筋、脊柱起立筋

です。


以下の論文でもスウェイバック姿勢の筋バランスの変化が報告されています↓

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