【専門職向け】レベル2 特定(セミナー)Triple Pとは
こんばんは。
Triple Pトレーナーの香川です。
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
本日は、レベル2のプログラムである、「特定(セミナー)Triple P」について紹介をしていきます。
【参考】介入レベルについての詳細は、前の記事をご覧ください。
https://note.com/psychologist_ppp/n/nda782d75c565
プログラムの構造について
特定セミナーTriple Pは、12歳までの子どもをもつ保護者の方20名以上向けに行われるセミナーシリーズです。
所要時間:90分程度で行われます(60分程度の講義+質疑応答30分)
構成:3つのセミナーがあり、1つ、2つ、あるいは全てのセミナーに参加することができます。
各セミナーの内容は以下の通りです。
参考(Triple P インターナショナルが公開している説明資料にリンクします):
http://www.triplep-japan.org/documents/11164.pdf
セミナーTriple Pの対象
全体的には子育てをうまくできていると感じておられて、1-2個の心配ごとのある保護者の方が主な対象です。特に心配ごとはないけれども、Triple Pについてまずは知りたいという方にもおすすめです。保護者だけではなく、心理職や保育士さん、学校園の先生などの専門職の方も参加することができます。
セミナーTriple Pを行うには
セミナーTriple Pを行うためには、セミナーTriple Pのプロバイダー(ファシリテーター)養成講座に参加し、認定を受ける必要があります。Triple Pでは、プログラムごとに認定を受けて実施する必要があるため、セミナーTriple Pを行うためには、たとえ他のプログラムのライセンスを取得されているとしても、セミナーTriple Pの養成講座の受講が必須となります。
※セミナーシリーズには、12歳までのお子さんのいる方向けのセミナーシリーズと、ティーンエイジャーをもつ保護者向けの「特定ティーンTriple P」のセミナーシリーズがあります。
この記事を書いている時点(2023/7/7)では、12歳までのお子さんのいらっしゃる方向けのセミナーシリーズのプロバイダー(ファシリテーター)養成講座の参加者を募集しています。
【セミナーTriple Pを実施するためのステップ】
セミナーTriple Pを実施するためには、養成講座を受講することが必須ですが、セミナーTriple Pのプロバイダー養成講座には受講要件があります。下記の受講要件を満たしているか確認をし、満たしていなければ下記の他のプログラムの養成講座をまずは受講してください。
受講資格(下記のいずれかのライセンスがあること):
・グループTriple P(レベル4)認定ファシリテーター
・プライマリケアTriple P(レベル3)認定ファシリテーター
・グループステッピングストーンズTriple P(レベル4)認定ファシリテーター
【受講要件を満たしている方のみ】
① 1日の養成講座に参加する(今はオンラインで行っています)
② 半日の認定セッションに参加し(実技試験)、合格基準を満たす
日本での養成講座は、すべてNPO法人Triple P Japanさんが主催されています。
養成講座にご関心のある方は、ぜひNPO法人 Triple P JapanさんのHPをご覧ください。
http://www.triplep-japan.org/index.html
「ファシリテーター養成」の欄に、今後の予定が書かれています。
セミナーTriple Pのプロバイダー養成講座は、2023年11月26日(日)
です。
ご関心のある方は、Triple P JapanさんのHPをご覧ください。
http://www.triplep-japan.org/documents/23062706.pdf
終わりに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
セミナーシリーズでは、短時間で効率的にTriple Pの原則や子育て技術を伝えることができます。また、保護者の方は配布資料として「チップシート」という子育てのヒント集を持ち帰ることができるので、いつでもセミナーで学んだことを思い出し、子育てに取り入れてみることができます。
私も時々セミナーシリーズを行なっているので、次の予定が立ちましたらお知らせいたしますね。
いいなと思ってくださった方は、ぜひ「スキ」や「フォロー」をお願いいたします!