コムスン伝説4
コムスンが懐かしくていろいろ書いてしまう。PSWのnoteではあるが、我が国の介護福祉の歴史を飾った企業なので書かせてもらう。
コムスンは自衛隊上がりの社長(会長)なので軍隊だとよく周りから言われた。
そんなことなかった。
お泊り研修が成田空港の近くのホテルで行われる全国からセンター長が集まる。ここで3日間かんづめで研修である。
学生時代の研修旅行のようで楽しかった。
あるときにウチの事業部が日本で最低成績を出した。この時は東京のホテル浦島に呼ばれた。平日の夕方から研修である。ここで全国的な動きとわが事業部の状況を分析する。決して恫喝や叱責はない。そして研修が終わると立食で酒宴だ。
お偉いさんがカラオケで「がんばれ!」の歌を歌ったり、「気合を入れる」といって頭を坊主にしてきたりと気合を見せていた。そこの上司や部下の壁はなく同じ目線で話していた。そこに会長もいらした。会長はお酒は飲めない。
会長は叱責よりもおいしいものを食べて酒を飲んでゆっくり休んで明日からに備えよというスタンスだった。
世でいう「コムスンは軍隊式だ」「ノルマに厳しい」といったことは一切なかった。