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お客様が突然“無”になる!?

ピラティス・エクササイズをお客様に
数ヶ月、数年、何十年と伝え、教え、
修正してよりよい姿勢や活動にいかされて
いきます、これが効果であり魅力

その経験を与えていても
お客様のレベルが上がっていないと
感じてしまうインストラクターの方が多い

今回の説は
以前リハ部で「潜在学習・顕在学習」
という投稿をしていますが
過去投稿はこちらから

インストラクターから与える情報量は
かなりの容量を使います

日々の生活や過去のお客様の身体の
使い方の記憶など潜在学習の中で
経験してきたことも含まれます

潜在と顕在学習のイメージ

そして、とある日の
ピラティスレッスンで

はっ!! 💡✨
ってなる瞬間があります

情報が処理され、必要な分の必要な感覚
力、タイミングで与えられた条件
(エクササイズ)がスッとできる時が
あるのです

この瞬間が
お客様がもっとも集中しているとき
「無」になる瞬間です

私はこの瞬間を「ほとけ」になった😄と
いいますが、
集中しているので、この時間がやってきたら
うっかり、無言のお客様を見ていられなくなり
余分な情報をあたえがちです

グっと我慢です
余計な情報は、控えます

続けて!
いいよ!
あと3回
位のキューイングで十分です

先にも言いましたが
お客様のレベルが上がっていないと
感じてしまう場合、おそらく
情報を与えすぎなので、一歩引いたら
お客様の脳内が処理をはじめて
反応が変わってきます

潜在学習90%を引き出すには
情報を過多にしないことがポイント!


経験したことがあるであろう
無やほとけの瞬間がくるように
情報処理をそっと助けるスキルが必要なんですね

そのためには
エクササイズの理論や性質、
マシンの特性
筋肉や関節そのほか機能的な知識
不調や世代別の疾患など
様々なコトをインストラクターの達は学び続けるのです

これは教えるためだけでなく
お客様の可能性を引き出すために
することでもあります

さてさて、今日からお客様を一度
「無」「ほとけ」にしてあげてくださいww
そしてめちゃくちゃ褒めてください
笑ってください

発見が楽しくなるレッスンでありますように