不完全で最高なわたしの休日
土曜日の朝、目覚めてはっとした。
ああ、今日は仕事じゃない、おやすみだ…。
ようやく、忙しかったわたしの8月が終わった気持ちがした。
決して楽とは言えない期間だったけれど、成果は上々で、なによりチームメンバーの結束力が高まったことは一番の収穫だった。
心休まる休日がやってきてまず意識したことは、
「気が向かないことはしない、頑張らない。」
自分のよくある傾向として、まず、充実した休日にしたい!と意気込む。
平日に溜め込んだアレコレをやってしまいたくて、でもやる気が起きなくてモヤモヤし始める。それで結局先延ばしにしてやらなくてまたモヤモヤして自信なくして自己批判して終了、こんな感じ。
…これもう止めようと。
未来への心配(ああアレもコレも、休みの間に終わらせられるかなあ、早く体力回復しないかなあ、休んでて大丈夫かなあ、というような)を抱えながら過ごすのって精神衛生上よくない。
自分の心地良いことだけしよう!どんな休日になろうといいんだよ、今日は予定は立てない、休めただけで最高なのよ、と言い聞かせて。まず、平日に切望していたむすめとのゆったりした時間を過ごす。
この時間中に雑念はなし、集中。
そうしてその時間に満足すると不思議と、他にやりたいことが出てくる。
あちこち掃除したかったんだ、と思い立って開始。
半分習慣みたくなっている部分はあるとして、こんなにスルッと始められるものなのか、と気付いてちょっと感動。
予定を立てて過ごすのが嫌いな訳じゃない。けど、脳内の「これしなきゃリスト」に従って過ごしていたら、もうちょっと腰が上がるのに時間がかかっただろうな。
自分の心地良さをたいせつに過ごす。なにかしなきゃって不安になったり焦ったりしない、むやみに頑張らない。休んでいる自分に罪悪感を抱いたりしない。
ずっとずっと苦手でいまもそうだけど、最近ようやくまた一歩。
以前よりも肩の力を抜けるようになってきた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?