やりたいことが分からない、という人へ。目標を見つける方法
こんにちは、きのです。
今回は、こちらのツイートの深掘りをしていきたいと思います。
記事タイトルの「やりたいことが分からない、という人」、これは過去のわたし自身です。
なにが私のやりたいことなんだろう?
目標ってどうやって設定したらいいんだろう?
考えてみてもピンとくる答えが見つからず、モヤモヤと過ごしていた時期がありました。
なぜ答えが見つからないのか?
そこには、ある厄介な「思いこみ」があったのです。
まずは「思いこみ」に気付くこと
厄介な思いこみとは何か?
それはズバリ、「できるはずがない」という否定的な思いこみです。
極端な例になるのですが、「年収1億円になりたい」という欲求が湧いたとして、「よし分かった、これがわたしの望みだ。やろう!」となるでしょうか。
え?何言っちゃってんの、そんなの無理でしょ…
こんな思いがきっと、先行しますよね。
これがわたしのやりたいことだ!って、
意識上にも上がってこないと思うのです。
実は、やりたいことを自分に問うたときも、同じことが起こっています。
○○はどうだろう?ってインスピレーションが湧いたとしても、
「いやいや!それは無理でしょ、時間もないしお金もないし大変そうだしやり方も分からないし…しんどい思いするなら今のままがいいよ」
みたいな、内なる声が無意識に起こっているのです!
すべての制限がなくなったらやりたいことは?
「叶うはずがない」と思い込んでいることは、「やりたいこと」として認識されない。
自分がほんとうにやりたいことを見つけるには、「叶うはずがない」という思いこみをはずしていく必要があります。
ですので、自分自身に問いかけたいのは、この質問。
「時間もお金も能力も制限なくあるとしたら、何がしたい?」
「なんでも叶うとしたら、どうなりたい?」
この問いに対して出てきた答えこそが、自分が本当にやりたいこと、なのです。
ほんとうの望みの先に得たい感情
先ほどの極端な例で挙げた「年収1億円稼ぎたい」ですが、これももちろん立派な願いのひとつです。
ただ、その望みが「手段」なのか「目的」なのかは、はっきりさせておく必要があります。
「年収1億円稼ぎたい」
「ダイエットしてスリムになりたい」
「素敵な配偶者と結婚したい」
これらはすべて「手段」です。
「目的」は、それを得たときに感じたい感情です。
それをして、どんな感情を感じたいのか?という部分に着目します。
例えば、「年収1億円稼ぎたい」のはなぜ?どんな感情を感じたいの?
という問いに対して
・苦しい生活から脱出して楽になりたい
・皆からありがとうと言われて喜びに満ちたい
・周りの人から羨ましがられて優越感を感じたい
こんな答えが出てきたとしたら、これらが「目的」です。
上の例で言うと、「苦しい生活から脱出したい」のであれば、「年収1億円」じゃなくてもいいかもね?と、目標の最適化も行えます。
些細な欲求を満たすところから
年収1億円とか散々書きましたが、やりたいこと、は何も大きな夢じゃなくてもいいですよね。
自分の内側から、「これやってみたいな!」という声が出てきたとき、「う~んでも、それはできそうにない…」と思っちゃってる自分がもしいたら、まずはそれに気付くこと。
そして「やってみたらできるかもしれないし、ちょっとやってみようか!」というマインドにシフトする。
そうすることで初めて、やりたいこととしてリストアップされます。
それから、まずは途方もない目標ではなく、「ちょっと頑張ったらできそうかも」レベルの目標から取り掛かっていきます。
コンフォートゾーンを少しずつ飛び出し、案外できるぞ?意外と怖くないかも!という経験を積み重ねていくことで、やりたいことの幅も拡がっていきます。
失敗してしまったときは、是非セルフコンパッションを持って対処してくださいね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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