高齢者の腸活!シリーズ3回目!「腸管免疫を高める食べ方」
高齢者の腸活!を見ているシリーズ!?ですが、今日は「腸管免疫を高める食べ方」について、引き続き、松生恒夫先生の著書から引用してお届けします。
腸管免疫を高めるについては、必ずしも高齢者に当てはまるだけでなく、高齢者以外の皆さまにも参考になるかと思います。
画像は、各種免疫細胞をイラストで表しています。
消化管、特に小腸においては、免疫臓器の役割を担っていまして、全身のリンパ球の約60%が集中していると言われています。この腸管免疫を高める食ベ方として、以下の10個に気を付けてください。
昨日までの、「排便力がつく食べ方」と多くが共通していますので、それも対比していただければと思います。
①グルタミンをとる、②オレイン酸をとる、③植物性乳酸菌をとる、④食物繊維をとる、⑤マグネシウムをとる、⑥オリゴ糖をとる、⑦ビタミンCをとる、⑧水分をしっかりとる、⑨魚をとる、⑩体内時計に合わせて生活する
この中で、排便力がつく食べ方にないものは、⑨と⑩です。
⑨は必須脂肪酸のEPAやDHAを摂取するということですね。また⑩は排便力がつく食べ方の①の1日に3食きちんと食べるに同じ時間帯に摂取するを加えるということかもしれません。食事の時間が決まれば、自ずと他のことも時間帯が決まってきますからね。
免疫機能という面では、これを補完するのが腸内細菌の働きと見ていいですので、ビフィズス菌やフィーカリバクテリウムなどの酪酸産生菌をいかに上手く育てるかで、免疫機能を高めることにつながります。
明日は、「体を酸化させない食べ方」について、高齢者の腸活を考えてみたいと思います。