週末戦士(週1-2回の身体活動運動)でも心血管ベネフィットあり

一般的に仕事していたら、Weekend Warriorにならざる得ない。週末はみんな運動しよう

Khurshid, Shaan, Mostafa A Al-Alusi, Timothy W Churchill, J Sawalla Guseh, and Patrick T Ellinor. “Accelerometer-Derived ‘Weekend Warrior’ Physical Activity and Incident Cardiovascular Disease.” JAMA 330, no. 3 (July 18, 2023): 247–52. https://doi.org/10.1001/jama.2023.10875 .

キーポイント

【疑問点】 中等度から強度の身体活動に従事し、その活動が週の1~2日に集中している場合(すなわち、「週末戦士」パターン)は、より均等に分散した身体活動と同様の心血管ベネフィットをもたらすか?
【所見】 1週間の加速度計による身体活動データを提供した89 573人の分析では、週末の戦士パターンの身体活動は、より均等に分散した身体活動と比較して、心房細動、心筋梗塞、心不全、脳卒中の発症リスクが同様に低いことと関連していた。
【意義】 毎週1~2日の集中的な活動であっても、心血管系リスクプロファイルの改善には有効である可能性がある。

要約

【重要性】 ガイドラインでは、全体的な健康効果を得るために週150分以上の中等度から強度の身体活動(MVPA)を推奨しているが、集中的な活動とより均等に分散した活動の相対的効果は不明である。
【目的】 加速度計による「週末戦士」パターン(すなわち、1~2日間で最も多くのMVPAを達成)と、より均等に分散したMVPAとの関連を、心血管イベントの発症リスクと比較検討すること。
【デザイン、設定、参加者】 2013年6月8日~2015年12月30日の間に加速度計ベースの身体活動データを1週間分提供したUK Biobankコホート研究参加者のレトロスペクティブ解析。
【曝露】 3つのMVPAパターンを比較した:アクティブな週末戦士(アクティブWW、150分以上で1~2日で総MVPAの50%以上を達成)、アクティブな常連(150分以上でアクティブWWのステータスを満たさない)、非アクティブ(150分未満)。同じパターンを、標本の中央値である週230.4分以上のMVPAのしきい値を用いて評価した。
【主な転帰と評価方法】 活動パターンと心房細動、心筋梗塞、心不全、脳卒中の発症との関連を、年齢、性別、人種・民族的背景、タバコ使用、アルコール摂取、Townsend Deprivation Index、雇用状況、自己報告による健康状態、食事の質で調整したCox比例ハザード回帰を用いて評価した。
【結果】 加速度測定を受けた合計89 573人(平均[SD]年齢62[7.8]歳;女性56%)を対象とした。週150分以上のMVPAの閾値で層別化すると、合計37 872人が活動的なWW群(42.2%)、21 473人が活動的な通常群(24.0%)、30 228人が不活発群(33.7%)であった。
多変量調整モデルでは、いずれの活動パターンも心房細動の発症リスクと同様に低かった(活動的WW:ハザード比[HR]、0.78 [95% CI、0.74-0.83]、活動的定期的:ハザード比[HR]、0.81 [95% CI、0.74-0.83]): 0.81[95%CI、0.74-0.88];非活動型:HR、1.00[95%CI、0.94-1.07])、
心筋梗塞(活動型WW:0.73[95%CI、0.67-0.80];活動型通常型: 0.65[95%CI、0.57-0.74];および非活動型:1.00[95%CI、0.91-1.10])
心不全(活動型WW:0.62[95%CI、0.56-0.68];活動型正規: 0.64[95%CI、0.56-0.73];および非活動型:1.00[95%CI、0.92-1.09])、および脳卒中(活動型WW:0.79[95%CI、0.71-0.88];活動型通常型: 0.83[95%CI、0.72-0.97];非活動的:1.00[95%CI、0.90-1.11])。
脳卒中との関連はもはや有意ではなかったが、MVPAを週230.4分以上行うという閾値の中央値では、結果は一貫していた(active WW:0.89[95% CI、0.79-1.02];active regular: 0.87[95%CI、0.74-1.02];不活発:1.00[95%CI、0.90-1.11])。
【結論と関連性】 1~2日以内に集中した身体活動は、より均等に分散した活動と同様に心血管転帰のリスク低下と関連していた。
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。】

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