「定年ひとり会社」設立後のやること①
9/2に株式会社PROTEAN HIROの登記手続きを終えました。実際の手続きは、行政書士さんに行っていただきました。登録書類が認可され、手元に届くまで時間があることをいいことに、開業していきなり約2週間(9/6-18)の休みをとって、米国ワシントン州にキャンプ旅行に行っていました。日曜日(9/18)に帰国し、自宅には登記完了の書類が届いていました。
さて、ここからが大変。完全にバケーションモードにあったところを、仕事モードに引き戻し、月曜日は、会社設立に伴う当面のやること事リストを書き出しました。何せ、初めてのことなので、手探りばかりです。
今後、同じようなことをされる方のために、何をしたかを記録に残しておくことにしました。特にここでの手抜かり・失敗等を参考にいただければと思います。
起業の先輩諸氏のアドバイスをいただければ、無駄な失敗を回避できますので、ぜひお願いいたします。
今後、この「おじさんプロティアンヒロの定年ひとり起業」を書籍化したいとの野望も持っています。話題の「よれよれシリーズ」にならなければいいなとは思っています。
1.法人口座の設定
会社登記ができたので、まずは支払いや入金のための口座を作ります。いろいろネットで調べたのですが、とりあえずランニングコストが安く、承認が下りやすいネット銀行の口座を作ることにしました。GMOあおぞらネット銀行が評価では一番ですが、今まで付き合いの多い楽天銀行に申請を出す予定です。承認に2週間ほどかかるとのこと。
一方で、社会保険の引き落としや行政からの補助金等をもらうには、都市銀行の口座が必要とのことなので、折を見て、三井住友銀行WEB21か名古屋銀行、そして、万一ネットバンクが承認されない場合を見越して、ゆうちょ銀行での口座設置も検討しています。
法人口座が設置できたら、次は法人カードの作成に進みたいと思っています。
2.会計ソフトの導入
次にリサーチをしたのが会計ソフト。
個人事業主として2年間青色申告をしてきましたが、その時にネットの会計ソフトを導入しました。ところが、フルタイムの本業をしながらの副業だったことと、別荘の購入、相続、車の購入、家の売買等あまりに色々なことが起こっていたため、結局、領収書の入力も含めて税理士さんに丸投げしていました。おかげで、税理士さんへの支払いが多くなり、還付をもらっても実際に自分の手元に残るのがわずかとなっていました。
株式会社として立ち上げたので、きっちり決算もしないといけないし、帳簿の付け方も経営者として理解していないといけないと思い、今回は自分で会計ソフトを使おうと考えています。一方で、簿記の知識が全くないため、それに先立ち、日商簿記3級の資格ぐらいはとっておこうと、独学で勉強中です。
そんな中で、小規模事業者むけのクラウド会計ソフトをリサーチした結果は、2択です。Money Forwardか、Freee。元々、個人事業主としてMoney Forwardと契約していたことと、両者を無料でトライ。より本格的な簿記の仕組みになっているMoney Forwardに決めようかと思っています。
3. co.jpのメルアド設定
起業にあたって、ホームページを作っていたのですが、そのドメインをco.jpに変更することと、メルアドにco.jpを使う設定に取り掛かりました。
今までは、gmail addressを使っていましたが、会社の正式なメールアドレスを取得した方が信用度が高まるのと、セミナー等に参加する際に会社の正式アドレスを求められることが多いので、proteanhiro.co.jpのアドレスをとることにしました。
co.jpのドメイン取得には、きちんと会社が設立されている必要があり、なかなか面倒な手続きだなとは思いました。
4. まだまだやらないといけない事
上記は、ほぼ昨日に実施した事ですが、緊急にやらないといけないと思っているのが以下
ホームページの会社版化:会社のミッションとか所在地とかきちんと整える必要あり
名刺・表札の作成:実はまだ会社の名刺ができていません。また、郵便物が自宅をオフィスとしているので表札をつけておかないと思ってます
アマゾン・楽天・アスクルの法人口座の設置
健康保険の切り替え:今は定年後の保険プランに入っていますが、自社のものに切り替えれば保険料を大きく下げられると思っています。
他にもやらなければならないことはたくさんあると思いますが、必要が分かった都度対応し、記録に残しておきたいと思います。
もし、大きな抜けがあったり、こうした方が良いということがあれば、是非ともアドバイスいただければ幸いです。