どんどんやっていきましょうや
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「“過去の意味付け”を書き換えられるといいんですけどね」
仲間といつものように“対話”をしている中で、これまでに関わらせてもらった何人かの人を思い出してこんな話をしていました。
「“過去の意味付け”を変える」なんて言うと随分と大それたことのように受け取られてしまうこともありますが、実際には多くの人が、意図しているかしていないかにかかわらず、やっていることだったりします。
僕自身の話で言えば、僕は過去に複数回の転職経験がありますが、転職を繰り返していた当時は「自分は一つの会社で長く働くことができないようなダメな人間だ」という風に思っていましたし、周囲の意図からもそうやって言われ続けていました。
「また仕事変えたの?ほんと仕事が続かないね」というような嘲笑とか侮蔑を含んだ表情や言葉を色んな人からかけられたことをよく覚えていますし、そういう言葉に悔しい思いをしつつも自分自身でも「こんな転職ばかりしていて自分の人生はどんどんダメになっていくなぁ」なんて思っていました。
でも、そんな“転職だらけの経験”が、以前にやっていた就職支援の仕事では途轍もなく役に立ちましたし、起業してからの今の組織開発や人材開発でもめちゃくちゃに役に立っていて、今では「あの頃、転職をたくさんしていたからこそ、他の誰にも出来ない自分だけの強みが手に入ってとてもてよかった」と強烈に実感しています。
こんな風に、“昔の自分”にとっては「他者からも否定的に捉えられるし自分でも目を背けたくなるような自分の人生の道のり」だったものが、“今の自分”にとっては「あの頃の経験があったからこそ、唯一無二のサービスを生み出して提供できるようになった掛け替えのない自分の人生の道のり」に“過去の意味付け”を書き換えることができています。
もちろんうやって“過去の意味付け”を書き換えることができるようになったのは、“偶然”とか“たまたま”とか“運良く”とか“ラッキー”のような要素が多分にあるんだとは思っていますし、そういう幸運の要素が無ければ未だに「自分の人生の道のりはクソだったぜ…」とあの頃以上のどん底を味わっていた可能性も多々あったのかもしれません。
だけど、これだけはハッキリと言えるんじゃないかと思っています。
僕は自分の“過去の意味付け”について「変えたい」と強く願っていました。どの時点からかは思い出せませんが、間違いなく「いつまでも“自分の人生がダメだった”なんて思い続けていたくない」という意志を持つようになっていました。
そういう“意志”を持っていたことが“過去の意味付け”を書き換えることに繋がった要素の一つであったことだけは間違いのない事実だと認識しています。
もちろん、たまたま偶然にも“環境”が巡ってきたこととその“意志”が合致したからこそ“過去の意味付け”を書き換えることができたのかもしれない、とは今でも思っていますが。
“僕の場合”はそうだったというだけで、他の人にとっては“過去の意味付け”を書き換えるためには「“自分の意志”だけ」で可能な人が出てくるのかもしれません。
それが可能かどうか僕にはわかりませんが、少なくとも“自分の意志”として「“過去の意味付け”を書き換えたい」という欲求が無いことには、ただ自然に任せているだけでいつの間にか変わっていく、なんてことが起きるのを期待するのは途轍もなく難しいんだろうなぁ、と思っているので“自分自身の過去”について思い悩んでいることがあったとしたら、その“過去”についての“意味付け”は「書き換えることだってできる」ということを知るところからスタートできるといいのかもしれないなぁ、なんて思っています。
「実際に“そういうこと”が起きる」という実例を幾つも、何度も、確認してきている身としては。
あかね
株式会社プロタゴワークス
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?