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こんなことも起こるんですね

こんにちは。

株式会社プロタゴワークスあかねです。

ここ何か月か“勉強”というモノに“自発的”に取り組み始めているんですが、よく考えてみると人生の中で恐らく“初めて”と言えるんじゃないかということに気が付きました。

と言うのも、これまでの人生を振り返ってみると「やらなければならない」という切迫感によって駆動して取り組んだ経験しかなかったので、そういうのを“勉強”と呼ぶんだと思っていたんですが、“自発的”に取り組むようになってから“勉強”というモノの概念が変わりました。

もちろんこれまでの人生でも「勉強ってわからないことがわかるようになるから面白い」という話を耳にしたことはありましたが、その感覚が全く理解できなかったので「そういうのは一部の選ばれし者にだけ起きることなんだろう」と勝手に思っていたので、まさかそんな「勉強ってわからないことがわかるようになるから面白い」と思う瞬間が自分にやってくるだなんて予想だにしていませんでした。

「やらなければならないからやる」とか「やる必要に迫られてやる」という切迫感が無いにもかかわらず、自分から「やってみよう」と思ってやり始めて、飽きもせず継続できているというのはこれだけ生きてきて初めてのことなので自分でも驚いている部分はあるんですが、こうやって続けてみていると「どうして学生の頃はこんな風に“勉強”をすることができなかったんだろう?」なんて不思議にすら思えてきます。

この“問い”について考えてみると、なんとなく理由がわかるような気もしますが、“昔の自分”があまりにも何も考えていなかったからなのか今一つ思い出すことができません。

でも、あの頃の自分が“勉強”をしようとするととにかく「嫌で辛くて苦しい」という感覚を覚えていたのを思い出します。

あの頃の「嫌で辛くて苦しい」という感覚がどこから来ていたんだろう?と考えてみると、あくまでも過去の回想と推測ではありますが、何となく「どこから来ていたのか?」がわかるような気がしてきました。

それは、

「“今の自分”と“昔の自分”の中で勉強というモノに向かった時に最も異なっている部分がどこにあるのか?」

を考えてみたからです。

“今の自分”が勉強をしている時には「“わからない”ことを少しでもわかるようになるために勉強しているんだから、“わかった”となるまではわからなくていいから時間をかけても何度でも勉強すればいいんだ」という意識を持って臨むようにしています。

でも、“昔の自分”が勉強をしていた時には「わからなくちゃダメだし覚えてなくちゃダメだし正解しないとダメだ」という意識が自分の中にあったような記憶が蘇ってきました。

“過去の自分”がなぜそう考えていて勉強というものをそう捉えていたのかは、きっと色んな要素がたくさんあってそうなっていったんだとは思いますが、「勉強が面白い」と思えるようになった“今の自分”からすると勉強を面白がるために重要な要素が幾つかあると思っています。

それは、「正しい“勉強の仕方”を知って実践すること」であり、「なんでそうなるの?なんでそうするの?」という“問い”が生まれたらそれがどんなに“くだらない・些細である”とされるモノであっても徹底的にわかるまで調べたり確認したりして“納得感”を持てるようになることが重要であり、それができるまで“繰り返す”ことが必要であり、「わかった!」が起きるまでは「わからない」ままで何の問題もないんだということを認める必要があるんだということでした。

そうやって自分にとっての「わかった!」が得られることが勉強にとってはとても重要だということが、ようやくこの歳になってわかってきました。

そして、そのためには「自分はこんなことも知らないしわかっていなかったし出来ないんだ」と自分自身の在りようを“正しく”認識することが重要だったんだなぁと痛感しています。

“過去の自分”はそれらが全くできていなかったから勉強ができなかったんだろうということが、今ようやくわかってきたので、もうすっかりいい歳になり残り時間がどれくらいあるのかはわかりませんがようやく「勉強って面白い」という感覚を少しだけ体感できるようになったので、「これから色々んなことを知ってわかって実践できるようになっていけたとしたらなんか面白そうだしますます面白くなりそうだなぁ」なんて思っています。

あんなに大っ嫌いで辛くて苦しくて嫌気がさしていて避けて通ってきたのに、こんな風に180度真逆の状態になるなんてことを体感しちゃうと、あらためて
「人生って本当にわからないもんだな」としみじみ感じますし、ここから先もまだまだ“こういうこと”があるのかもしれないと思うと少しワクワクしてきます。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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