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やっちゃだめ! って言われる理由

昨日のお話の続きです。
登下校に関して、小学校のPTAやボランティア活動を通して
知ったことが、いくつかあります。
実は結構重要なことなんじゃないかと思うのですが、
もしかしたらあまり知られていないかも……?
ということについて、書いてみたいと思います。

それは、
踏切の置石は絶対だめ! ということと、
学校で決まっている通学路を使った方がいい
ということです。

そんなの、当たり前だよ。
と思われる方がほとんどかもしれませんが……

踏切内の線路に、石を詰めようとする子は本当にいます(!)

これもやっぱり下校時です。
だって、登校時はそんな暇ないですもん。
低学年の子は、遊びのつもりですが
一歩間違えれば、本当に大変なことになります。

電車が脱線しなくても……
その衝撃で勢いよく飛んだ石の欠片がたまたま近くを通行していた歩行者や自転車に当たって怪我を負わせる。
これが車であれば、車体がへこんだり硝子にヒビが入ったりするかもしれません。

電車がもしも脱線したら……
危険であることは言うまでもないですよね。

実際に、2013年には列車往来危険の非行事実として10歳の子が書類送致されています。2020年にも同様の事例があり、やはり書類送致されています。
場合によっては、数百万円の賠償請求がなされることもあるそうです。

でも、幼い子はそれがどれだけ危ないのか、ということを知りません。
だからこそ、それを教える人が必要だと思います。

そういう意味で、PTAや児童見守りのボランティアは
安全を守ることはもちろんですが、それ以上に大切な役割を
担っていると思います。

次に、通学路のお話です。
春に学校へ提出する書類の中に、通学路を示すものってありますよね。
この子が通うルートはこれです、と線を引くやつです。

通学路って、やっぱり安全を考慮して指定されています。
見通しが悪いところや不審者が狙いやすい場所など、様々な理由で危険と思われるところは通らないように設定されているんです。
そして、
もし通学路以外の場所で、何か怪我をしたりした場合、
保障の対象外になります。
日本スポーツ振興センターの給付対象範囲のページで、
通常の経路及び方法により通学する場合(保育所等への登園・降園を含みます。)と記載があります。
この通常の経路及び方法、というのが春に提出する書類で示したルートなのではないでしょうか。

何気なく書いてましたよね。
私も、そうでした。

ついでに調べたところ、文部科学省のページにこんなことも書いてありました。
「通学路における交通安全の確保の徹底について(周知)」

↓以下、抜粋・引用です。

文部科学省では毎年度、学校を核とした地域力強化プランにおいて、「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」(令和6年度予算額3億2,900万円)を実施し、スクールガード・リーダーの育成やその活動の支援、スクールガード養成講習会の開催に係る経費の補助を、また、「地域と学校の連携・協働体制構築事業」(令和6年度予算額約70億5,000万円)を実施し、コミュニティ・スクールと地域学校協働活動を一体的に推進する自治体の取組に係る経費の補助を行っているところです(補助率:国1/3、都道府県1/3、市区町村1/3、(都道府県等が直接実施する場合、都道府県等2/3))。今後もこれらの事業を御活用いただき、通学路の安全確保の推進をお願いします。
 
引用終わり。

知りませんでした。
文科省は、現状こどもたちの安全を守るには地域全体での協力体制が不可欠だと解っている。それで、スクールガードなる人を養成しようとしているそうです。スクールガードは、要するにボランティアのことみたいです。
で、スクールガードリーダーなる人が学校を巡回して、色々指南してくれるのだとか。
うちの学校ではまだ聞きませんが、進んでいるところもあるのでしょうか。

そして、地域(人口減少・過疎化)によってはスクールバスの導入を考えているんですね。

色々、調べてみると面白いです。
何か、参考になるものがあれば嬉しいです。
読んで頂き、ありがとうございました。



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