拝啓あなたへ。あなたが好きだった僕へ。「さよなら」

昨日は9時間に死んだようにねて3時間半に起き
5時から今までまた寝てた。

昨日の昼、
ラーメンを食べてから今まで何も食べていない。
喪失感と自分への憤りを感じていたから。

「なんで俺はこんなに不器用なんだろう、、」
「俺の生き方は間違っていたのか、、」
「俺もズルく生きないといけないのか、、」
「なんで俺はこんなに損をするんだろう、、」

そんなことばかりがグルグル頭の中で回り
気づいた時には涙が出ていた。

母親に話しても欲しい答えは
返ってこなかった。
電話で話し終えた後も
ずっと喪失感と憤りを感じてるだけだった。

その直後すぐに友達から電話があった。
「絶対に弱ってるでしょ」
って何かを察したように。本当にすごい。
今回はこの子に救われた。

①みんな不器用

言われて一番嬉しかった言葉は
「みんな不器用なんだよ。それをどう見せるかだけ」
という言葉だった。

家庭環境やいじめを受けたせいか
全く人に頼れない子なのだ。

その分全部自分で抱え込んでしまう。
だから仕事も感情も全て
自分で処理してきたみたいなのだ。

だから感情を的確に
言語化する能力がすごい。

正直ここまでの子は見たことない。
これを全部1人でやってきたのか、、

同時に僕は本当に苦しそうだと感じだ。
僕なら絶対に耐えることはできない。

「みんな不器用で
みんな何かしら生きづらさを感じてる
だから子羊くんの生き方が間違ってた訳じゃない」

そう言ってくれた。
嬉しかった。始めて肯定された感じがした。

冷静に考えてみると
職場で深い関係を求めていた人って
上司と好きだった既婚者くらいだ。
それ以外の人とは正直表面上の関係。
特に女性社員なんて
どこで生まれて、何歳で、何が好きかも
曖昧なくらい何もしらない。

でも仕事上では上手く付き合っている。
「深い関係」をみんなに求めてたわけじゃない。
僕も人を選んでたんだ。

上司は少しづつ心を開いてくれて
今では一番信頼できる存在となった。

でも既婚者は自分を守り続けて
僕は喪失感に襲われている。

進んでみて上司は答えてくれたが
既婚者は答えてくれなかった。
ただそれだけのこと。

「不器用をどう見せるか？これだけだよ」
これもその子から言われた。
これもそうだと思った。

僕は不器用さを隠さない。
「俺は仕事できませ～ん。助けて～」
というのが基本スタンスだ。

だからみんな助けてくれるし
すごくサポートをしてくれる。
これが僕が生きやすいからだ。

しかし電話で話した子は
「これやっといて」で全てが終わる。
できる人と思われてるから。
1人で仕事を消化できてしまうから。

もし仮に
その子が一緒に職場に勤めてると仮定して
僕をみたらどう感じるだろう？

間違いなく
「ずるいな～。あんなに仕事他人がやってくれて」
と思うに違いない。

だから俺もズルかった。
既婚者だけがズルい訳じゃない。
俺もズルくて、みんなズルいんだ。

だから今のままで生きていい。
今の生き方が心地いから。
本当にそう思えた。

しかしこれからは少し
「損得勘定」は意識して生きたいと思う。
やはり自己犠牲精神だと
ただ損をして終わるだけだ。

完全には無理かもしれないが
自分の生き方の基本スタンスは変えず
少しだけアレンジを加えて行こう。

あと
「俺は利用されてただけなんだ、、」
そう一昨日感じて少しだけだが
憎悪や憎しみといった感情がでたが
「俺もズルい」と感じて
感情がスー―っと消えた。
俺も同じなんだって。

好きになった人だから
例えズルくても、利用されてたとしても
ボロボロにされたとしても
完全に嫌いにはなりたくない。
そう思っていた証拠だろう。

嫌いになった方がいいのかもしれないが
「嫌い」という感情を抱えたまま
日々を生きてると、
そちらにエネルギーを取られる。
だから消した方がいい。

まだ2日目だから完全には無理だが
かなり消化されたのは事実だ。

➁感情はあなたを守る最強の盾

あと頭に残ってる言葉は
「感情が分かるから、
相手の些細なの言動の意図を読み取れるんだよ。」
という言葉だ。

感情を感じるというのは本当に辛い。
本当に苦しい。
6月から今までずっとキツイ。

しかし僕は感情を
見て見ぬふりしてこなかった。
誤魔化さずに

生涯通して僕は
「感情との向き合い」から
逃げたことがないんだ。

僕のような経験をしてる人は
この世の中で沢山いて
僕は5か月程度だが
中には2年3年と苦しんでる人もいる。

おそらくだがその人たちは
「感情の向き合い」から逃げている。
逃げているからずっと苦しいし
逃げているから期間が長くなる。

僕の場合
「もしかしたら、、離れるんじゃないか」
という期待感を少なからず持っていた。
だから好きで居続けるという
選択をしようと思った。

大前提この選択も自由だ。
逃げたいなら逃げていいと思う。

短期的に見たらそちらの方が楽だから。
「叶わない恋」に執着し続ける人は
心の奥底で「期待」を持っている。

でも僕は
「あ～俺は利用されてるだけだ」
その真実に一昨日気が付いてしまった。

一番目を背けたくなる事実に
気が付いてしまった。

この事実が分かり、
突きつけられるのは本当に苦しい。
だからまた僕はご飯が食べれなくなった。

でもこれは長期的に見たら良いのだ。
恐らくその既婚者は
誰よりも臆病で自信がなくて
今の今までずっと逃げ続けてきた。
ずっと自分を守り続けてきた。

だから年上とは思えないほど子供なんだ。
僕はその矛盾さに惹かれた訳だが
この理由が全て分かってしまった。

こんな超臆病者が
旦那と離れる勇気があるか？
どんなに冷え切った関係になっても
どんなにお互い無関心でも
絶対に離れることはないだろう。

1人になるのを誰よりも恐れてるから。
守ってるから。逃げてるから。

こんな人に期待を持ったところで
僕が損をし続ける未来はもう見え切ってる。

お互いのためにも
「離れる」という選択をした方がいい
「諦める」という選択をした方がいい。
本気でそう思えた。

しかしこれは僕が
「感情の向き合い」から逃げてこなかった。
賜物とも言ってもいい。

一昨日も彼女から
何を言われたわけでもない。
普通に話してただけだ。

でも分かってしまう。
言葉の節々で、仕草で、座る位置で
たまにでる本音で。
行動は嘘をつけない。

でもこれに気づけない場合僕は
「彼女を好きで居続ける」
という選択をしていただろう。

そう考えると怖い。めっちゃ怖い。
感情の向き合いから逃げなかったから
実現したことだ。

感情は邪魔だが、
実は自分を守る最大の防御になってくれる。

だから僕はいつもいつもギリギリで
道を踏み外さない。
行くところまでは行かない。

感情の向き合いは辛いが
いつか必ずあなたを守ってくれる。
一番の味方になってくれるんだ。

③好きだったあなたへ。別れのメッセージ

俺も含めみんな
ずるいし、自分を守ってる。
僕もこの事実に気が付いた。

だから
僕はいまのまま生きていい。
また少しだけズルくなって
「損得勘定」を意識して
生きていく。

好きだった既婚者の事も許す。
だって俺もズルいから。
あなたもズルいままでいい。

僕から突き放す
これが僕からあなたにできる
最高の「愛」だ。
僕があなたにできる最後のこと。

もちろんあなたが相談すれば
受け答えはするよ。

でももう今までのように
あなたのためには生きない。

時間もお金も労力も
必要以上には使わない。

好きと自覚するまえくらいの
距離感があなたとは丁度いい。

仕事の話はせず
中身のない話をして笑う。
これくらいでいい。

もうあなたのことを好きではいられない。
あなたはいつも逃げてるから
進もうとはしてることは分かるが
進めていないから。
あなたも言ってたよね？自覚してたよね？

でも僕はそうとは思ってない。
本当は勇気がある人だって知ってる。

でもそれを待てるほど
僕はお人よしじゃない。
この事実に
一生気づかない確率の方が高いだろう。
今のまんまじゃね。

だからもうあなたは好きではいられない。
あなたも言ってたけど
あなたは本当に名女優だよ。
女優に転職した方がいいんじゃね？レベルで。

あなたは八方美人だから
まるでカメレオンのように
人によって仮面をかえ
相手が求める偽った自分を演じている。

僕が求めるあなたを
演じてくれてありがとう。

僕は演じてるあなたを
好きになっただけだったのかもしれない。

でもあなたを好きなって
大切なことに気づけたし
色んなことにまた気が付いた。
それだけで十分だ。

本当に向き合いたいと思うなら
あなたはうつ病まで
自分を追い込むしかない。
奈落の底に落ちるしかない。

「自分を知るって楽しいね！」
とか流ちょうなことを言ってたが
それは本当に自分を知ろうとはしてない。

でもあなたは逃げ続ける。
自分の本心から逃げて
また1人1人に求められる仮面を作って
演じ続けるのだろう。

ずーーーっと
そうやって生きていくんだろう。

そこまで自分を追い込めるのは
あなたは思えない。
少なくとも今のあなたでは。

だから僕は潔く離れる。
もう好きという気持ちも
なくなってきた。

俺は俺の人生を生きる。

好きにさせてくれてありがとう

離れることがあなたへ
僕は最後のできること。

あなたが「好きな自分」から
あなたが「好きだった自分」になるために。

これがあなたにできる
僕からの最大の愛だ。

この記事はあなたへ
そしてあなたが好きな僕自身への
別れのメッセージだ。

今までありがとう。
もうあなたを好きになることはない。

時間とともに
あなたへの感情はなくなる。

さよなら。