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急性腰痛を少しでも改善するために
前回の記事の最後に
④お腹周りの運動と記載しました。
本日はそのことについて説明していこうと思います。
急性腰痛における運動の効果というのはほとんどありません。
これは色々な研究からも示さています ( まったくないわけではなさそうですが ) 。
基本的に痛みが強い時期は、安静か動ける範囲での活動レベルが大切です。
運動といっても、負荷は軽く、腰に負担をかけないのが大前提です。
私が行った運動は
ドローイングとブレーシングです。
ドローイング、またはドローインって言葉はもしかしたら聞いたこともある人がいるかと思いますが、お腹周りにおける運動としてはとても大切な運動になります。
そしてブレーシングについては、私はこっちの方がとても大切だと
ギックリ腰を経験してから感じています。
この2つは共に、体を大きく動かさず ( 腹筋の上体起こしのようではなく )
にお腹の深い筋肉を働かせることが可能であり、身体への負荷も軽く、
利便性の高いエクササイズです (つまりやりやすい!) 。
体を大きく動かさないってのがミソ!
ギックリ腰のような時は体をなるべく動かしたくないですよね。
そして固まってしまった筋肉を少しずつ動かして
痛みを和らげることができる。
そういった、安全性を考慮しながら比較的早期に取り掛かれる運動が
ドローイングとブレーシングになります。
この2つの違いは、細かく説明すると長くなるので簡単に説明すると
ドローイング → お腹をへこませる ( お腹が背中にくっつくように )
ブレーシング → お腹を固める ( トイレで踏ん張る時みたいに )
違いはわかりますか??
日常生活で使うことが多いのはブレーシングですかね?
・重たいものを持つときに息をこらえる
・「ヨイショ」っと動き時の動きはじめ
・トイレで踏ん張る などなど...
意外と日常生活でも自然とお腹に力を入れていることはあります。
それではブレーシングを説明します。
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写真はうつ伏せで骨盤の下にクッションを入れた楽な姿勢をとっています。
ブレーシングでお腹を固めるのですが、
イメージとしては、お腹よりも腰側にも意識をしてほしいということです。
内側から外に向かって押し出す感覚です。
腰に手を当てながらこの運動を行うと腰も固くなるのが感じれます。
この運動を3秒力をいれてからリラックスを10回繰り返します。
※息をこらえると血圧が上昇する危険がありますので、
血圧が高い人は気を付けて行ってください。
また、息はなるべく行うように心がけましょう。
この運動で痛みが強くなる方はやめましょう。
むしろ、腰痛が楽に感じる方は継続しながら行ってみて下さい。
そしてこの運動の利点が
どこでも、どんな時も行うことができる。
写真ではうつ伏せですが、例えば仕事中もできますし、
テレビを見ながらも可能です。料理を作りながら、散歩しながら...
そういったところも利便性の良い所だと思います。
私もまだ痛みは残っていながらも仕事する時は
常に意識していました。
そうするとやっぱりお腹の筋肉も使いやすくなり
なんだが体幹が安定する感覚を今でも覚えています。
どうしても仕事が休めない、動かないといけないと思うこともあるかと思います。是非試してほしいです。
最後におさらいです。
・体を大きく動かずに行える運動である
・腰側を意識する事が大切
・場所を選ばすに行うことができる
是非、やってみて下さい。
本日も記事を見ていただきありがとうございます。