介護のこと
昨晩は寝れなかった。
母が興奮しているのか、30分~1時間おきにトイレに行ったり、弟の寝室をのぞいたりした。
私はそういう行動が予測できているので、弟には申し訳ないが自分の部屋に鍵をかけている。
弟の部屋は2階にあるが、私がいないとき、何かあった時のために1階で寝てもらっている。
今回はもう面倒くさくなったのか、そのまま1階の母の部屋近くの部屋に寝ていた。
何度も何度もトイレや弟の寝室に入るので、弟が少し怒り始めた。
(ちなみに弟が寝ている部屋には鍵がない…)
私も弟も、認知症の母に怒ってはいけないとわかっているが、体力が失われていく~。
眠い…
母に体調が悪いのかと聞いたが、何でもないらしい。
弟は怒り、母は謝る。
この繰り返しが何度も続き、最終的に弟は降参して爆睡してしまった。
デイサービス
そんな一夜を明かしたのに母の方は割と元気でデイサービスのお迎えバスで出発した!
以前、デイサービスに行くのは、嫌だ!嫌だ!嫌だ!と言っていた。
それが、脳神経外科のお医者さまの一声ですんなり受け入れてくれた。
こっちが拍子抜けするくらいに…。
お医者様の一声はすごい!
にしおかすみこ
ちょうど3年前、母の認知が分かり、これからどうしようと頭抱えていた時、にしおかすみこさんのコラムを読んだ。
彼女の認知症の母親のこと、家族の事を綴ったもの。
正確にはコラムだか何だか忘れてしまったが。
ブログだったかも。
エッセイが出た。
「母、80歳、認知症。姉、47歳、ダウン症。父、81歳、酔っ払い。ついでに私は元SM女王様キャラの一発屋の女芸人。45歳。独身、行き遅れ。全員ポンコツである」――。
家族とのリアルな日常をつづったエッセイ『ポンコツ一家』の一節。
何だか嬉しい。にしおかすみこさんには助けられた。
今度は「ポンコツ一家 2年目」が発売されているようだ。
私と同じ介護仲間として応援したい。
今日も読んでくださりありがとうございました。