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実体験

こんにちはこんばんはおはようございますおやすみなさい、Muchikoです。

前回の自己紹介が自分の想像を超える人に読んでいただけてビックリしたのと色んな方から励ましの言葉や似た境遇を持っている人が周りにもいる。
自分だけではないとネットを通じてになりますが、実感できた気がしました。

今回は鬱になる前に起きていた変化を
覚えている限りで形に残していきたいと思います。

記憶を辿って
まず結論から私の場合は鬱になりながら仕事をしていたかなと振り返るとそう思います。
その時は鬱とは思ってなかったです。
そうなる前に私の知っている人には鬱になって欲しくないと強く思います。
鬱になる体験、経験なんてして欲しくないからです。

※前置きが長くなっちゃいます
私は今の会社に新卒で入社、のちに営業に配属され上司の仕事を引き継ぐことになりその仕事をしていました。その内容は社内でも数人程度しか出来ない業務でした。
新卒の私には業界の知識や経験など皆無、全てが初めてのことばかりで自分なりに必死に身につけようとしていた。
一人前になるには少なくとも年単位は掛かると引き継ぐ時には言われ、過去に業務に携わっていた方からは
『時間は掛かるから自分のせいにしないで焦らずゆっくり頑張ろうね』と
優しい言葉を投げかけてくれたことを今でも覚えています。
その当時は上司とのコミュニケーションや関係性には全く問題もなく日々過ごせていました。

前置きが長くなりましたが本編に入ります。
時は流れ、業務を引き継いで多分半年?すぎくらいから態度が一変。同部署の人がいる前で公開処刑されるかの如く怒鳴られ、自分の考えを伝えても全て否定から入りひたすらに否定され続け、相談しようにも話すのが段々と億劫(怖さを感じる)になりました。
最初のうちは部署に誰か居て、上司の前でとやかく言われるのも平気(失礼かも)でした。

これまで運動部に所属していたこともあり、
メンタルはそこそこに強かったと思ってます。
怒られるのも自分に何かしら原因があるし、
自分のことを思っているからの行動である。
『怒ってもらえる=見離されていない』
そう自分の中では考えていました。

ですが人って言われ続けると耐えられていたものが
段々と耐えられなくなっていきました。

そのような日々も過ごし、上司に報連相すらしにくいと感じるようになり仕事の進捗も遅くなり残業もドンドンしていくようになりました。
相手は気軽に話しかけてきてと言っていましたが、その時の私は正直言って話すことすら怖くなったし、何言っても否定されるから言っても無駄等ネガティブを超える思考に陥ってしまいました。

そうした中で少しずつ異変が出てきます。

会社に行きたくないと気持ちが強く感じられるようになりました。誰もが持つ感情だと思いますが普段のとは違い、土日に入っても週明けのことが頭から抜けず休まる気が一切無く常に頭が動きっぱなしな感覚であったかな。
ですがまだ新卒1年目、2年目に入ったばっかな私には休めるわけがないと思いながら仕事をしていました。
車で通勤(片道1時間20分)していたのですが、家を出てたった数分程度で行きたくない感情がほぼ毎日のように爆発して泣きながら会社に通勤してました。

そのような日々を送りながら仕事をしていると、これまでしたことがない仕事のミスをするようになり注意散漫とかのレベルではないくらいおかしくなっていました。
ミスを繰り返し、それに対して怒られる
そんな無限ループが続き崩壊しました。
自分でもそんなミスをする?っていうことをしていたので、それすら気づくこともできなければ頭が回っていなかった。
そしてそんな日々が3ヶ月くらい続き、本当の限界(既に手遅れ)を迎えてしまいました。
この話の上司の上司(課長)に体調が悪いので帰ってもいいですかと泣きそうにながら昼休みに電話を掛けて帰りました。
※課長はめっちゃいい人です。尊敬できる人です。

家帰ってからちょっとした開放感を感じたものの仕事のことが頭から離れることはなく、むしろこの逃げた行為から自分を締め付けてしまい上司に週明けに色々言われるんだろうなと超絶病みまくりました。
この土日は生きた心地はなく、もうひたすらに限界で何も楽しめないしひたすらに泣いていました。
辞めてしまった元同期(仲はめっちゃ良い)にも前から相談とかしてて、たまたま電話が来て電話越しでも明らかに自分がヤバいということを言われた気がします。
そして日曜日の夜、母親に今の自分の状態を伝えました。このことを伝えるのはめっちゃ怖かったです。
今まで元気に過ごせていた自分がこんな風になるなんて思ってなかったし、母親にこんな自分を見せたくない気持ちがあったからです。
母親はそんな自分を理解してくれて、すぐ休んで病院行こうと言ってくれました。
その言葉をかけてくれたのはめっちゃ助けられたなと思います。
次の日病院で診察を受け、鬱と診断を受けました。

以上が鬱になるまでの過程になります。
今だから思う、いつの日から鬱のまま仕事をしていたのだと。当時はそれが鬱ではなくただ悲観的になっているだけと勘違いしていました。

人は簡単に壊れる。
自責で考えすぎるのも良くないと学びました。
これを書いてるのも生きているからできたこと。
本当に死んでしまったら何も残らないから。
生きてる人みんなほんまに偉い。凄いことだよ。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
近いうちに鬱真っ只中の自分について覚えている限りを書き起こしたいなと考えています。

ありがとうございました。

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