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道東のススメ(釧路~標津編)

1.最初に


北海道、都心から向かう人はほぼほぼ新千歳から札幌に向かうと思うのですが、
私のおすすめは何を置いても道東、というところで道東について紹介できればと思います。
ホント悪いところが何もない、最強。
今回はそのうちで必ず寄る場所をピックアップしてご紹介します。

2.道東について

まず北海道と言えば札幌!となると思うのですが、
ここはここでいいんです、けど、新千歳↔札幌は都会なのです。
自然に触れ合うには少し難しい土地な印象があります(新千歳空港周りは別)

道東は、空港としては、
釧路空港をベースに、中標津、女満別とここが窓口になっていきます。

たんちょうオブジェがお出迎え空港

ただ空路は札幌に行くより高い!というイメージが中々あるかと思うのですが、これが結構落とし穴だったりするので、それは次の行き方についてで説明できればと思います。

道東のいいところは、釧路たんちょう空港でたらすぐ地平線の低い自然が待っているところでこれが非常によいです。
このとにかく、地平線の低い自然、これがどれだけ不自然だということに気が付けるかが一つの楽しみにつながると思います。

また、ご飯がとにかく美味しい。
美味しいところしかない。
そして観光客が良くも悪くも少ないので、のびのびと観光できます。

ただ、難点もありまして、
車が必須の土地になりますというところ、
また車の移動距離が半端じゃない(50km以上が当たり前)ので、
なるべく運転できる人と行くのが吉です。

3.おすすめポイント(釧路~標津編)

3-1.厚岸漁業協同組合直売店エーウロコ


道東最強海鮮食ポイントの一つ、
釧路まで行ったなら絶対行ってほしいところ。

ここの何がいいってイートインで生牡蠣を含めた諸々が食べれるところ。
しかも激安。釧路から車で50kmくらいと割とお手頃(電車でも行けます)
ここのヤバさはこの写真ですべてわかります。

エーウロコの直売場、イートインができる!(現在はコロナ対策でやってません…が持ち帰りは可能)

こちら、コロナが流行る前はこの値段で現地でノーリミットのイートインがきたんです。
ここの牡蠣、年中生食ができる鮮度と設備を備えておりまして、
自分で牡蠣剝いてもいいし、ラップに包んで蒸し牡蠣にしてもいいしで満足いくまで牡蠣が食べれます。
時期によりますが、カキも3種類あるので、好みによって食べ比べしてみてはいかがでしょうか?
私のおすすめはマルえもん3L、カキえもんの大きいの、時期が合えば弁天かきのA4、でかいのが本当においしい。

マルえもん3L

こんなの牡蠣好きな人なら食べるしかないじゃん!という施設であります。
時期によってはさんまの水揚げ拠点でもあるのでこんなのも是非

サンマの刺身とほっき貝の刺身

コロナの制約が収まって、イートインが復活すれば最強のおすすめ施設です。
ここではイートインできませんが、近くにある道の駅コンキリエでは食事として出してくれるのでここがダメでもあきらめずで頂ければと思います(月曜日お休みなので要注意)
コンキリエからの景色もいいですよ

コンキリエから厚岸を望む

3-2.釧路 かど屋

つぶ焼 かど屋外観

釧路駅周辺に宿をとるなら絶対行ってほしいところ、
それがつぶ焼専門店かど屋になります。
ここのメニューは2個のみ。
つぶ焼とラーメン。

このつぶやきが絶品、超絶品。

つぶ焼 5個1セット

ここ、tanmen君から教えてもらっていたお店なのですが、
このつぶ焼のうまさが脳みそぶっ飛ぶレベルで危険。
これ東京とかで食べれたらどれだけ幸せか…
青つぶ貝を一気仕入して冷凍してあるらしいのですが、
やはり現地で取れたものだけあってうまさが抜群すぎてヤバイのと、
このお店サッポロクラシックの瓶があるのがまた強く、エンドレスパーティー確定です。

そして、ここでは釧路ラーメンも一緒に食べてます、これがまた出しがめっちゃ出てて美味しい。
おすすめとしては、つぶ焼を食べて、最後にラーメンの流れが非常に良いです。※自分はつぶ焼3周しちゃうことが多いかも(笑
★日曜日が定休日なので要注意。

3-3.野付半島

野付半島の夕焼け

自然スポットで自分の中では最強of 最強
ここはまず行くのがちょっと大変な場所です。

こんなところ。

先述の厚岸経由だと一番下のルートで向かうことになります。
※実際エーウロコからは約110km(2時間目安)

まぁここの何が大変良いかというと、現地に向かうにあたってどんどん景色が廃退していくような感覚に陥っていくところでありまして、またネイチャーセンターまでも左海、右湾というものすごい不思議な個所を通っていきます。

野付への道すがら。

そして景色は段々とあまり見慣れない世界へ、
途中のナラワラなど名所たっぷり

そして野付半島ネイチャーセンターで車を降りることとなり、
ここから先は徒歩で野付半島の中腹を目指します。
約20分ほど歩くとトドワラに到着

ここの景色が絶品です。

■昼バージョン

■夕方バージョン

この先がトドワラの最先端

とにもかくにも、天候に左右される場所ではあるんですが、
風なしで晴れているもしくは、少しでも雲がかっている場面に出くわすとすごい景色が堪能できます。
自分は初めて行った際に、この夕方、無風という最強の条件がそろって景色に感動して、それ以降毎年ペースで現地を訪れています。
退廃的な世界ではあるものの、凄くパワーを得られる場所です。

また運がいいとこんな感じで、野付に定住しているエゾシカも見れるので、
運使ってみてはいかがでしょう?
この前行ったときはネイチャーセンターの日陰で寝てました。

エゾシカ一家

ここは本当におすすめなのですが、先述の通りまず車がないと来れません。
かつ天気によってはトドワラまで辿り着くのが難しいというケースもありうるので、現地での運が試されます。
また歩くのが辛い方は、トドワラまでトラクターが有料で運送してくれるので、それを使ってみましょう。

帰り道がまた大変(釧路駅まで120km)ではありますが、日没に合わせて釧路駅まで戻って、
かど屋で一杯しつつ、次に紹介するザンギを食べたりや
中標津でホテル取って根室花まるや中標津ジンギスカンで早めに番を取るなど、選択肢はそれなりにという感じなのと、
標津はサケの産地であり、サーモン専門の標津サーモンパークという水族館もあるので、立ち寄るもいいかと思います。

食事処としてもいくら鮭丼もあるので、遠くまで来て空振りということはありません。

福住総本店のいくら丼

とにかく遠いけど、車での自然もすごく楽しく、楽しいしかない場所です。

3-4.釧路湿原

ド定番と言ったらそれまでではありますが、ここの魅力は展望台施設からではなく、サテライト展望台に行って初めてわかる景色の偉大さにあります。
また、釧路の中心部からも10kmほどという場所にあり、車があれば観光しやすい場所となります。

これが展望台。サテライトはこの脇を通って、1kmちょっと歩いた先
道すがら
こちらがサテライト展望台の北斗側(10月中旬
時期が違うと景色が全然違います(8月下旬

広すぎて動きが分からない自然が見れる数少ないポイントなので、釧路まで来た際は是非。サテライト展望台は入場無料ですが、ヒグマ注意ポイントです


3-5.和商市場


釧路駅前に鎮座する、通称勝手丼と呼ばれる海鮮を自分で選択してどんぶりが作れるという市場です。
朝8時からやっており、朝ご飯を食べに行くと新鮮な魚介が並んでて非常に良い場所です。

和商市場入り口(釧路駅前)
ごはんサイズ選べます
食べたいものをお店前で選んでトッピング

ここはネタの鮮度的なものを考えると、やはりおすすめは朝かなと思う次第です。
始めてきたときは閉店間際だったので、正直あまりいいイメージがなかったのですが、朝ご飯で食べに行ったら考えが真逆に変わりました。
海鮮は鮮度が命。

4.〆


第1弾はこんな感じで確実に行く場所のご紹介でした。
このほかにも以下のようなお店もたくさんあって、時間見つけていってほしいところであります。

 ・ザンギ発祥のお店;鳥松

骨なしザンギ、本家は骨アリになります

 ・お寿司①:なごやか亭

溢れるいくら軍艦

 お寿司②:まつりや

お値段リーズナブル、だけどネタは非常にイイ

釧路ソウルフード:泉屋のスパカツ(地元民は塩頼む人が多いらしい)

スパカツ(普通)、大盛はサイズが半端じゃないので注意

あと、見学に申し込みができれば、
道の駅 厚岸コンキリエでいろんな自然体験や、
あの厚岸蒸留所の見学ツアーもあったりするので、調べてみてもいいのではないでしょうか?

厚岸蒸留所


最後は厚岸まで行ったら寄ってもらいたいところ、愛冠岬の景色で〆とさせていただきます。

愛冠岬からの景色


第2弾は、道東:弟子屈・知床編について紹介予定です。
また、これとは別に日本全国温泉紹介なんかも書けたらいいなと思います。

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