大手企業出身者の転職
有利な点
一般的に、どちらかというと、入社時点では優秀と目される
社内教育体制も整備しているので、基礎能力はあると思われる
不利な点
大きな組織ののなかの細分化された仕事しか担当していない
大手企業のもつブランド、宣伝効果、販売組織等による仕事、本人の貢献度が見えない
他の組織に行って、同様の成果を出せるかどうかはわからない
転職先候補の条件
転職を考えるときに、検討する条件には以下のようなものがあります。
それぞれについて、自分として望むもの、許容範囲等を予め決めておく必要があります。
考えうる条件の例:
勤務先企業イメージ・好感度
仕事内容
役割・ポジション
勤務場所
給与・労働条件
職場環境
福利厚生
転職する時に、新たに得られるものと、失うものがあります。
今まで、当たり前にあったものがなくなることもあります。
大手企業の場合は、専門能力に優れたスタッフ部署や有能な部下がいましたが、そのような恵まれた体制は稀有なのかもしれません。
転職先の選択
どのようなスタンスで、転職先を決めるのか、入りたい会社はどういう会社かを考えましょう。
年収基準や知名度、ブランドにこだわる人がいますが、大学生の就職先人気ランキングの上位会社、誰もが会社名と商品名を知っている企業、一般消費者向けの有名企業で働きたい、というだけの志望理由では、おそらく門前払いされることでしょう。
中小企業、ベンチャー企業に目を向ける
転職先として大手企業ばかりを狙っていたのでは、結果的にうまく実現できないことも多くあります。中小企業、ベンチャー企業に目を向けてみてはいかがでしょうか。
・これから伸びるであろう中小企業、ベンチャー企業での働き甲斐
・経営に近いポジションに入りやすい
・決断がスピーディ
・根回し不要
・挑戦できる
といった利点があります。
地方を視野に入れても良いでしょう。