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広報担当者が身に付けたい3つのスキル

新聞やテレビでの記事化を狙い、記者に向けてプレスリリースを積極的に発信する「攻めの広報」は、広報担当者が実施すべき重要な業務の1つです。
今回は、攻めの広報を実施する上で広報担当者が身につけたい3つのスキルをご紹介します。


広報担当者が身に付けたい3つのスキル

1)ネタ:企画立案

~記者(その先の読者・視聴者)が興味を持ちそうな情報を作る~

伝えたいことだけを伝えても、記者は関心を持ってくれませんし、記事化されません。
世の中が求める情報を作り出し発信することで記者の関心を惹くことができ、記事化につながり、記事を読んだ人々からの反響が得られます。

情報を作りだす「ネタ作り(企画立案力)」は、記事化される上で必要なスキルです。

記者は
新規性(業界で初めての取り組みや、ITテクノロジー等を組み合わせた取り組み)
社会性(時代や世相を反映した取り組み)
話題性(人々が感動したり共感する取り組み)
の情報に強い関心を持ちます。

このことを念頭に置き、企画立案に取り組むことで、ネタ作りスキルは高まります。

2)ドキュメント:記者向け資料作成

~情報をわかりやすく説明できる資料を作る~

記者の関心を惹く企画ができても、わかりやすく説明できる資料がなければ、記者の目には留まりません。
企画した情報をプレスリリースにまとめて送ったところで、記者の元には毎日多くの情報が届くため、送ったプレスリリースを手に取り、読んでもらう工夫が必要となります。

プレスリリースはタイトルやサマリーの書き方で、記者に与えるインパクトが大きく変わります。
また、発表に至った背景や発表内容の詳細が起承転結にまとまっていることで、最後まで目を通す可能性が高くなります。

広報担当者はプレスリリースを書きましょう。
何度も書くことで、タイトルの書き方や起承転結にまとめる「ドキュメント作成スキル」が身に付きます。

3)リレーション:記者との関係構築

~求めている情報をベストなタイミングで提供する~

プレスリリースを送っても記事化されない場合、その記者にとってベストなタイミングでなかったり、担当外の業界なのかも知れません。
また地域が限定された情報の場合、関心があっても記事化に至らないこともあります。

記者クラブへの投函やプレスリリースを一斉に送信できるウェブサービスなど、プレスリリースを広く配布する手段は多くありますが、記者には日々多くの情報が届きますから、取り上げられる可能性はそれほど高くはありません。

情報を求めている記者をGoogleニュース検索やSNS等で抽出し、対象記者の記事執筆タイミング(発行日や担当曜日など)を調べ、適切な連絡先にプレスリリースを送信することが、記事化の可能性を高め、メディアリレーションの構築につながります。

記者を探し出し、丁寧にコミュニケーションを取りながら記事化につなげるリレーションスキルも、広報担当者が身につけたいスキルです。

いかがでしたか?
3つのスキルを意識しながら積極的に広報実務に取り組み、取材獲得・記事化を実現していきましょう。


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