見出し画像

セブ島滞在記 日本の当たり前に感謝

フィリピンから帰国しました。クーラーの効いた部屋で甲子園を見ながら、冷たいソーメンを食べています。とても幸せです。

日本に帰ってきて気づいた当たり前を書いてみます。

まるでセブ島のネガティブを列記した内容ですが、それでも私はセブ島が大好きで毎年出かけています。事実を書いていますが、全てを凌駕する良さがあるんですよ。

今回は、日本の当たり前に感謝することが目的です。



momomiさんのnoteを読み、その通りだと感じたので、私も書き留めておきます。。書くことで、当たり前を忘れないために

参照記事↓
何気ない日常に対する感謝:当たり前は当たり前ではなく、そして私たちはそのことを簡単に忘れてしまう


日本の当たり前とフィリピンの当たり前の違い


日本の街は静かで、セブ島の街は賑やか

セブ島はとにかく賑やかな島です。朝からニワトリが鳴きます。その声で目が覚めます。クラクションは鳴らしっぱなし。屋外でベース音を効かせた大音量で音楽が鳴っています。

日本の水道水は飲めるけど、セブ島では飲めない

決定的な違いですね。シャワーの時も口を入らないように気をつけます。歯磨き後ゆすぐのも水道水は使いません。飲食店でも、口に入るものは野菜を洗うのも精製水を使います。(飲食店経営の友人より)

日本の道は歩きやすいけど、セブ島の道はガタガタ

散歩しようにも幹線道路は歩道が整備されてません。汚染されたような水が流れていて、移動には苦労します。

日本のトイレットペーパーは流せるけど、セブ島ではできない

ホテルを中心に流せるところが増えてきましたが、まだ半分くらいです。またトイレットペーパーは備えられてないため、日頃から持ち歩く必要があります。成田空港のトイレに、「トイレットペーパーは流せます」と書いてあったので、これが日本の常識に気づいた瞬間でした。

成田空港のトイレ


日本では野良犬がいないけど、セブ島にはいっぱいいる

とにかく野良犬がいっぱいいます。痩せ細った犬たちです。吠えたり、噛みつかれることはないのですが、フンはあちこちにあるので、歩くときは下を見て歩きましょう。

日本の商品には値札がついているけど、セブ島でない

スーパーには値札はあるのですが、屋外の商店にはないので聞かないとわかりません。またスーパーもバーコードで自分で価格確認するお店が多いです。

日本の料理はおいしいけど、セブ島では揚げたものばかり

常夏の国で、衛生管理も怪しいので、生物は食べません。高温で揚げた料理が多いです。 またフィリピンでは、手で食べることが一般的です。特に伝統的な料理を食べる際には、手を使って食べることが普通です。

日本のタクシーは安心だけど、セブ島ではボラれることがある

タクシーの最低料金は40ペソ(100円)から始まるのですが、メーターを入れないドライバーが多く、価格を高めに交渉するドライバーが多いです。しかし、ボラれても日本人が気づかない程度なんですけどね。

日本では銃はないけど、セブ島では街で目にする

ビルのガードマンはライフルなどの大きめに銃を持って門番をしています。日本人からするとびっくりしますが、それによって治安が保たれているようです。私はかなりの時間をセブ島で滞在していますが、銃の発砲音を聞いたことは一度もありません。

日本では電気があるけど、セブ島ではまだ電気がない家庭がある

セブでは停電や断水が日本よりも頻繁に発生します。これが日常的なことであるため、住民は慣れています。フィリピン人とレストランにいたとき停電になりました。誰も動じず、「そのうちつくよ」と言って、会話が薄明かりの中で続きます。

日本では交通ルールを守るけど、セブ島では守らない

日本のように厳密に交通ルールが守られているわけではありません。というか、交通ルールはほとんどない気がします。

バイクの2人乗り、3人乗り、4人乗り、時には5人乗りが日常茶飯事です。トラックに荷台にも人が乗ります。歩行者優先の概念もあまり浸透していないため、幹線道路を歩行者が横切るのは、かなり勇気が入ります。信号がほとんどありませんから。

日本では公共交通機関が発達しているけど、セブ島はしてない

ジープニーやトライシクルといった独自の公共交通機関?が主流です。これらはルートや料金が決まっているものの、乗り方や降り方が少し複雑です。乗り場降り場の概念がなく、手を上げたところで乗れて、好きなところで降りることができます。セブ島には電車はありません。

日本では家庭が希薄だが、セブ島では濃厚

フィリピンでは家族の結びつきが非常に強く、親戚同士で助け合う文化があります。家族や親戚の問題に対して積極的に関与します。

日本では時間厳守だが、セブ島ではルーズ

日本では時間に厳格ですが、フィリピンでは「フィリピンタイム」という言葉があるように、予定の時間に遅れることが一般的です。約束の時間に多少遅れても、大きな問題にはなりません。

船に2回乗ったのですが、1回目は5分遅れ、2回目は30分ほど遅れましたが、港でその遅延の連絡さえもありません。もちろん、謝罪なんてありません。1分遅れて謝る日本の電車も以上ですけどね。

仕事や手続きなどがスムーズに進まないことが多いです。役所の手続きや書類処理には時間がかかることがあり忍耐が必要です。コンドミニアム建設など半年くらいは平気で遅れます。

日本は宗教への関心が薄いが、、セブ島では生活の一部

フィリピンはカトリック教徒が多数を占める国で、宗教行事や日常生活に宗教が深く関わっています。教会に通うことや、宗教的な習慣を守ることが一般的です。離婚も中絶も禁止されています。サントニーニョ像(キリストの幼少期の名前)は、どこの家庭にもあります。


日本はTPOをわきまえた服装だが、セブ島ではない

セブ島は一年中暑く湿度が高いため、軽装が一般的です。日本のような四季がないため、季節に応じた服装の変化がありません。街には上半身裸の男性が歩いています。一応にお腹がぽっこりしている人ばかりです。

◇   ◇   ◇

私はセブ島が好き

これを読むだけならセブ島に行きたくないって思うかもしれませんね。しかし、一度行くと、印象がコロっと変わりますよ。それほど魅力的な島なのです。

「人」がとてもいいんです。
「笑顔」が素敵なんです。

人生の大部分は出会いで成り立っているのだから、そのチャンスが盛り沢山な島なんです!

セブ島のリゾートホテルに滞在するだけなら、今日の記事で書いた大部分は回避できます。しかし、ぜひ、街に繰り出して、出会いを楽しんでください!


関連記事↓


フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com