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「モノの価値」と「そのモノの価値」の違い

私たちは日々、多くの「モノ」に囲まれながら生活しています。そのモノの中には、便利さや快適さを提供してくれるものもあれば、所有すること自体に価値を感じるものもあります。

この違いはなんなのかなって疑問を持ちました。

自分軸と他人軸の概念を入れる事で「モノの価値」と「そのモノの価値」の違いがわかりました。今日はそんなことを書いてみます。



モノの価値とは何か

「モノの価値」とは、多くの場合、他者からの視線や社会的な評価によって決まるものです。

たとえば、高級ブランド品はその典型例。良い素材は使っているとは思いますが、売値に対して原価は比較的低いものです。デザイン、マーケティング、ブランドの歴史といった無形の価値が付加されることで、多くの人が高価な金額を支払います。

このような商品は「他人軸」での価値が強調されます。つまり、所有することで他者にどのように見られるかが、購入の動機となるのです。

有名人が所有しているブランド品を自分も購入するだけで自分の価値が上がる錯覚になります。そんな高価格で低原価のものを簡単に掴まされてます。

満足度は購入した日がピークで短期間でその高揚感は消えます。そして、飽きてタンスの肥やしとなります。

これはドパミン的幸福なので、この幸せ感はすぐに劣化します。



そのモノの価値とは

一方で、「そのモノの価値」は、原価を考慮して、購入者個人の満足度や使い勝手に基づくものです。

例えば、お気に入りのペンや長年使い続けている手帳など、高価格ではなくても自分にとって特別な価値を持つものが該当します。私の場合、毎日手に触れるアコースティックギター自体や、そのものの音色もそれの相当します。

これらのモノは、他者からの視線や評価に関係なく、「自分軸」で選ばれたものであり、その人自身の価値観やライフスタイルを反映しています。

満足度は購入した日から、時間を経るごとに増していき長期間を心地よさが持続します。愛用期間が長くなればなるほど愛着が湧いてきます。



「モノの価値」と「そのモノの価値」の違い


お金とモノの価値の関係

お金はモノの価値を数値化するツールです。実際にはその価格という数値は自分ではなく他人が測っています。売値とは、当然、販売者が値付けしますからね。

同じ金額を支払ったとしても、他人軸で選んだモノはすぐに飽きることが多く、自分軸で選んだモノは長く愛用されることが多いのです。

高級ブランド品を買うことも悪い選択ではありませんが、その動機が「他者からの視線」を意識したものであれば、真の満足感は得られないかもしれませんよ。

とはいうものの、「他人からの評価が自分のすべてである」と認識して活動している人にとっては、それでいいと思いますけどね。

さて、高級ブランド品とは "高額" である事が必須なだけで、"高品質" とは限りません。それに多くの人にとって "高価値" とイメージ付けされているだけで、あなたにとって "高価値" ではないかもしれませんよ。

高級ブランド品は、他者にとっては高価値が必須ですが、あなたにとってはどんな価値があるのですか?


自分軸を基準にする重要性

本当に必要なものや心を満たすものを選ぶためには、「そのモノの価値」に目を向けることが重要と考えています。他人軸ではなく、自分の軸でモノの価値を見極めることができれば、無駄遣いを減らし、自分らしい生き方を実現できると思っています。

モノは生活を豊かにする手段の一つに過ぎません。そのモノが「どんな価値」を持ち、「なぜ自分にとって必要なのか」を考えることで、お金も時間も有意義に使うことができると考えています。


「自分軸」と「他人軸」

自分軸、他人軸って
このワードは聞いた事がありますか? 

なんとなく理解できそうですが奥が深いワードなんです。

さらに、人生に対して、自分軸と他人軸を論じている下記書籍が参考になります。ぜひ、手に取ってお読みください。


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まこさん
フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com