自分の居場所を獲得するには？
【自信を回復させる】プロメンタルコーチ の浅田匠です。
大事な場面で実力を発揮できるようにサポートしていきます。
自分の居場所が欲しい。
組織やチームにいたら、早く自分のポジションを獲得したい。
獲得して、周りから一目おかれたい
そのように考えている方は多いのではないでしょうか？
でも現実は他の人と一緒になってしまっている。
集団から抜け出せない
そんな状況がいやで悩んでいる、自信を無くしている。
今日はそんな方のために、少しでも勇気を与えられたり、何か参考になればいいなと思い、私の経験を書きます。
1人だけバント
「野球が何とか上手くなりたい。どうしたらいいんやろう？」
高校時代はいつもこんな風に思っていました。
といっても、高校球児ではないです。
野球部が無い学校だったので、野球好きが集まって、草野球をしていました。
あまり運動神経が良くない私はしょっちゅうエラーをしていました。
打席に立ってもあまりヒットを記憶がありません。
それでも何とかしたい私にヒントをくれたのが、野村克也さんの著書「勝者の資格」でした。
まともにぶつかっても強い人にはなかなか勝てない。
自分の持ち味、個性を生かせ！
大まかに言うと、このようなことが書いていました。
それからというもの、足が他の人より少し速かった私は、バント練習に取り組みました。
高校最後の球技大会
バント練習から始めると、最初は本当に当てることもできませんでした。
「バントでも当たらないんだから、振っても当たるわけないわな」
打てない原因が自分でわかり、納得しました。
それでも少し当たるようになると、次はボールを転がして打つようになりました。
足が他の人より速かった私は、転がしさえすれば1塁へ速く駆け抜ける自信がありました。
友達は笑ったり、時には怒ったりしていましたが、当時の私としては「バント、そして転がす」ことでしか活躍することはできないと思っていたので、必死でやりました。
ある練習試合での私の打席。
確実に当てることを意識していた私は、しっかりバットにボールを当てることができました。
しかも驚くことに、その打球は軽々と外野の頭を超えました。
自分でも、打つ技術は知らないうちにアップしていました。
そして、高校3年生。最後の球技大会にソフトボールがありました。
結果は、チームは全９チーム中、2位。
個人のバッターの成績は2打数１安打、１四球。
〇〇といえば浅田
チームは優勝はできませんでしたが、個人成績は良かったです。
何せ２打席とはいえ、アウトになりませんでした。
高校生活の野球において、私はある意味自分のポジションを獲得しました。
バントいえば、浅田！
大学に入り私は野球をしなくなりました。
しかし他の仲間たちは野球を続けた人間が多かったみたいですが、皆いざバントをしようと思うととても難しかったみたいです。
それだけに浅田の偉大さがわかったみたいでした。
会社であれ、チームであれ、自分のポジションや居場所を確保するのはとても大変な作業です。
ですが、「自分はこれをしないといけない」と思ってやり抜くことがとても大事です。
もし私はバントをやっていなかったら、どうなっていたでしょう？
仲良くやれたかもしれませんが、自分のポジションは築けなかったことでしょう。
「これしかない」
という状況が人を強くするものです。
・自分と他の人との違いを知る
これこそが、自分の居場所を作る方法だと私は思っています。
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