LINE公式アカウント、持ってるだけ説
1)「アカウント持ってます!」 ・・・で、売れてる?
LINEのセミナーをすると、50%弱くらいの方が、「公式アカウント持ってます!」と言います。
「持ってる」だけの方(笑)だとそのくらいの割合。ネットで「LINE公式の始め方」のようなものを見ながら、なんとかアカウント開設まではできた。ただし!
・登録者が増えません
・LINE作ったけど意味なかった
と打ち明けてくれます。作ったあとの活用方法・運用方法を勉強していないんじゃ、当たり前よね。(辛口ごめんね)
さらに掘り下げてみると・・・
なんと、ログインすらもしてない人も。
そりゃもう、「作ったけど意味なかった」って当たり前の話で(笑)
「免許とったのに車運転できないんですけど!!」
って言うてはるのと同じですねん。
これだけ聞いてると、あなたの頭の中ではもしかしたら、「そんなのネットマーケ初心者なんじゃないの?」と浮かんでいるかもしれませんね。
ところがそうでもないんですよ、奥さん。
2)ビジネス上級者でも・・・
例えば、私の名刺を見た方からその場で相談を受けるのは、
Lステップで高額かけて作ってもらったのに、成果でない
1年分のステップ組んだけど、全然費用回収できない
動画見る人の割合が少ない、オファーまでたどり着かない
などの、ある程度メルマガや広告など、WEBマーケティングの経験があったり、ものすっっごいお金かけて有名な会社に作ってもらったのに!という、「ちゃんと自己投資できる方」にも意外と多いです。
※すっごいお金かけてる方で、出会った中でのNo.1は、LINE構築に350万払ったと言ってましたw
3)なぜLINEのプロに作ってもらっても売上に繋がっていない人がいるのか?
LINE登録者を増やしていない(集客できていない)
LINEの中身をブラッシュアップしていない
「反応」をもらうことをせず一方的に配信している
配信の内容が、登録者に役立つ内容になっていない
企画設計がつまらない
登録者の動き・ニーズを分析できていない
など!
ざっと挙げていますが、まだまだ原因はあります。ご自分で原因や修正点が明確になっていない方は、ズレたことに時間をかけて遠回りするくらいなら個別相談に来てくださいね(プロライン利用者または、これからプロライン を考えている方限定、1回のみ無料です)
まず、基本的に1〜6全てについて、作ってくれた人でなくご自身の課題でもあります。数を増やさないなら、今集まっているリストの中で反応率をむちゃくちゃ上げる努力が必要だし、逆に反応率がそこそこでも常に新規の登録があれば、そのうち売上に繋がる可能性はあります。
全ての業者の肩を持つわけではないですが、まず基本的には「自分」の課題であることを自覚しましょう。自分が舵を取って代行者に修正指示を出すこともできるはずなのです。あなたのビジネスなのですから。
4)売れるLINEにするためのアクション
ちょっと嫌な言い方をしましたが、それでもめげずに「LINEから売り上げを作りたい!」と強い気持ちを持って読んでくれているあなたへ。
ここからは、具体的にどう行動すれば良いかをお伝えしていきます。
まず、大前提『登録者の数=あなたの影響力』です。これは、FacebookでもTwitterでもインスタでもYouTubeでも同じことが言えます。ただし、『LINEは他のSNSに比べて格段に力が強い』と思ってください。
SNSでは、アルゴリズムというのがあって、お友達になっていたりフォローされていても、その全員に自分の投稿が表示されることはありません。
では、LINEと似ているPUSH型と言われるツール、「メルマガ」ではどうでしょう?こちらは全員に届きはすれど、「開封率」でいうと15〜20%が平均と言われています。しかもクリック率はなんと驚愕の3〜5%!(2022年度最新データ)。
もちろん、広告から入ってきた人なのか、もともとの知り合いや交流会などで一度お話ししてる人が登録しているのかで、だいぶ数字は前後すると思いますが。
一方、LINEの開封率はメールの、なんと6倍とも言われています。クリック率は、1通目のあいさつメッセージでは50%あれば良いとされます。オファー時には約30〜40%(ちなみに私のクライアント様は、オファー時の開封率なんと驚愕の85%を維持しています。凄すぎる!)
そもそもここまで国民がほぼ使っているLINE、この後クラブハウスのように衰退してしていくなどということは考えにくいので、自分のLINEに登録してもらっているというのは、(ブロックされない限り)ほぼ永久のフォロワーさんということです。
※余談ですが、ブロックはある程度された方が良いですよ!
5)アクション1
と、LINEの価値を今一度ハラに落としていただいたところで、具体的なアクション①。まずは登録者を増やす行動をとりましょう。
ただひっそりラーメン屋さんオープンしたって、「あれ?こんなとこにあったっけ?」と通りすがりに気づかれるか気づかれないかくらいですよね。まずはLINEの登録リンクやQRコードを、自分のブログや名刺、SNSに載せましょう。基本的なことですが、意外とやってない方多いです。
「中身がちゃんとできてから」は言い訳です。LINEの中身なんて、いつまでたっても100%完成はしないものです。まずは集まってもらいましょう。
6)アクション2
その際に大事なことがあります。ただただ「LINEやってます!」と言われたって、(仲の良い人くらいしか)登録なんてしてもらえません。ただでさえ毎日どこかで「LINE登録してね」を聞きますよね。もうウンザリしてたり(笑)、めんどくさいなーって思ったりされて普通です。
「登録したい!」と思わせるものがあるか?
一番カンタンかつ重要なのは『無料オファー』と呼ばれるものです。
・LINE登録でお会計から●%オフ!
・LINEからアンケート回答で、●●プレゼント!
など、あなたものせられたことはありませんか??笑
ここが魅力的であれば、どんなLINEなのか?自分の必要な情報か?など考えず、まず一旦登録してみよう、のステージ、いわゆる「見込みのお客様」と繋がることができます。
どんなプレゼント、オファーがあると、喜んでいただけるか?その視点で、じっくり考えてみてくださいね。
7)売れるLINEの先で目指すこと
せっかくLINEで売上が作れるようになったら、次に目指して欲しいことは「自動化」の仕組みづくりです。ここは公式LINEだけでは実現は難しいと思います。Lステップや、エルメなど、様々なツールがあるので自分の使い方・コスパなど検討して選ぶと良いですね。私は、すべてリストアップして、じっくり費用や機能など比較した上で、「プロラインフリー」を選びました。
プロラインが他と比べて優れていること、私が選んだ理由などは、またの機会にまとめます。
ここで伝えたいのは、<集客〜教育〜販売〜フォロー>までを自動化する視点を、先に持ちながらLINEを育てて欲しいということです。この視点があれば、分析の仕方も、販売の仕方も、コンテンツの作り方も変わってきます。
いますぐに「自動化」を目指すのではなくて(既によっぽど売れていて確立している商品・サービスや販売方法なら良いですが)、まずはLINEを使ってテストマーケティング、PDCAを実践する場所と捉えてください。
そうすれば、体調を崩しても、寝てても遊んでても、子供の行事に参加している時でも、旅行中でも、自分が手をかけていない時間にふっと売上が立つのです。
そうなれば、お客様のフォローに時間をかけたり、商品をブラッシュアップしたりと、さらにまた良いお仕事ができるために時間を使うこともできます。作業を減らすことで、家族との時間を増やすこともできます。最小の労力で売上の最大化を図れれば、今ここで行う「仕組みづくりへの投資」は間違いなく最高の投資になるはずです。