神とは。

前置きしておく。
僕は軽く歴史と哲学史に触れているだけだ。
そこまで深い話はできないしまだまだ勉強中の身である。

さて、神とは。
何故人間は神を創造(想像)したのか。
神という存在は世界を見渡しても多種多様でその国独自の神が必ずや存在している。それは蛇であり龍であり、はたまた象の形をしているものもいる。

ただ、僕が話したいのは神様の様相や多種多様性じゃない。何故世界各国で神という存在が姿形は違うけれど信仰されているのかということである。

前世紀300年頃から既に非宗教的観念の神という概念は生まれていたように解釈している。
「不動の動者」とはまさに神の位置付けと同等であろう。世の中すべてのものが互いに起因している。その原因の原因を細やかに辿っていくと0から1の原因を生み出したものが居るはずだ。それが「不動の動者」

これをきちんと神格化したのが トマス・アクィナス 「不動の動者」=神 という等式を作り上げた。物事はすべて神に起因するというもの。
上記の説明とあまり大差ないので割愛する。

何故「不動の動者」が必要なのか。
それは世界を読み解いていく上でどうしても限界があるからだ。地球の緻密さには度々驚かされるが、奇跡の星という言葉で終わらせていいものだろうか。自然現象で生まれたと言い張るにはどうも完璧すぎやしないだろうか。太陽との距離、大気が形成されるほどの重力、そして微妙にずれた自軸。我々が作るものより手の込んだ作品ではないだろうか。
そう、創造物であるかのように感じるのだ。
ではこの地球、世界を作ったのは誰か。
神である。「不動の動者」である。
行き着く先は奇跡か人智を超越した存在のみなのだ。

初めはそういった自然に対する畏敬の念から生まれたのだと思う。端的に言えば、神は自然現象の具現化だ。

纏まらないのでとりあえずここまで
#哲学 #思想 #ひとりごと


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岩上魁星(IwagamiKaisei)
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