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第8期生インパクトデー開催しました! #イベントレポ
8月20日(日)第8期フェローの卒業式でもあるインパクトデーが行われました。
フェロー達はこの日に向け、自分のパーパスと、人生をかけて取り組んでいきたいテーマを、プログラムでの学びを最大限に活用して取り組んできました。専属コーチや同じ8期生の仲間たち、また修了生たちの強力なバックアップも受けながら、何度もテーマを深掘りし準備を進めてきました。
当日は18名のProject MINTが厳選してご招待した働き方改革、教育、政治、メディア、サステナブル各界の著名人である有識者ゲストにお越しいただき、フェローが考える問題について、対話を通してその問題を一緒に深掘りしました。
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インパクトデーにかける想い・趣旨
まず導入として、植山よりProject MINTのインパクトデー にかける想いや趣旨をお話しさせて頂きました。
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インパクトデー は、Project MINTが大切にする、
共感するステークホルダーと共創しながら、行動につなげることをサポートしあう、誰もが安全にトライアンドエラーできる場です。
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「パーパス」は、優れた人だけが持っているものではないこと。
普通の大人である私たちが、パーパスに目覚め、自分を満たしてくれるものに忠実に生きていったら。そしたら、自分が幸せになれて、周囲の人たちも幸せにしていける。
大人が本当にこうしたい、と願いから来る動機をもとに、これまでとはちょっと違う行動をとっていくことは、従来の社会課題の構造を変え、巡り巡って次世代のためにより良い世界を創ることに繋がっていくと信じています。
これがMINTが創っていきたいムーブメントなんです。
8期生フェローたちは会社員など多様な年齢、職種のいわゆる"普通の大人"。そんな8期生たちが、それぞれ自分にとって、パーパスを起点に幸せになっていく上で大切な課題を発表していきます。そしてゲストとの対話を通じて、実生活の中でよりよい選択をしていくために、これまでとは違う新たな一歩を踏み出すことを応援していく場です。
まさにこの場が、社会を一つにし、次世代のために働きかけるムーブメントなのです。ゲストも8期生フェロー達も同じ社会を生きる仲間として共にフェローの課題を探求していくフラットな場です。
対話セッション
最初の対話セッション①と②では合計8人の8期フェローのテーマについて深掘りをしました。
▼対話セッション①のテーマ▼
・「自然と共にある暮らし」
・「Live in the moment - 自分を起点に全ての行動を決断し、今“ここ“に生きることを楽しむ。」
・「50歳からのプランB」
・「指定管理者制度の中で働く私の現状とこれから」
・「自分の選択を楽しむ」
▼対話セッション②のテーマ▼
・「貧困で生きづらい環境の女の子たちが、笑顔になる世界を作りたい。」
・「おかんの力が世界を救う!」
・「サードプレイスを創る」
・「やりたいが生まれるきっかけ創り」
自分のテーマを発表する時に緊張するフェロー達。
まずフェローからテーマに関して簡潔に発表します。この問題を自身が扱う背景、そしてこの問題の現状分析、システム思考を使った考察、仮説、事前に考えてきたトークテーマに沿ってゲストと対話を行いました。
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8期生フェローが扱う課題は、「厄介な問題」と言われる、すぐに解決策が見出せないような複雑な様々な要因が絡まり合った問題です。
なので、有識者ゲストは、フェロー達に問題解決のための「アドバイス」をするのではなく、共に、フェローが考える厄介な問題について根本的な要因などを探求し、フェローの課題意識を共感し、その上で有識者ゲストの自身の経験から思ったことを共有いただきます。
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いわゆる、ビジネスピッチやコンテストのような、発表者に対して、審査員のようにジャッジする場ではなく、インパクトデー では、ゲストも共に同じ課題意識を持つ仲間として、フェロー自身がこの問題へどうアプローチしていくかフェローと同じ世界を一緒に見るような視点でゲストは意見を共有していきます。
対話セッションを終えたフェローたちの感想
ゲスト達から、親身に課題意識をじっくり聴いてもらい共感してもらうことで勇気をもらいます。
さらにこれまで自分が考えていなかった角度から問いかけてもらったことで、フェロー達は、自分の本当に大切にしていきたいものに気づいていきます。
そして、一歩踏み出していくために必要なことやアクションが徐々に見えていきます。
▼8期生フェロー達の感想▼
"実施する前は緊張でいっぱいでしたが、うまく話そうとせず率直に自分の言葉で語る、と決めて臨んだことでバラバラとした共有になった私の想いを、皆様温かく受け止め、共感や真摯なアドバイスをいただいたことが本当にありがたかったです。"
"ゲストから対話の中で教えていただいた関連情報も視野を大きく広げてる上で、大変役に立ちました。プロトタイプから始め、trial and errorしながらからビジョンを実現していこうと決意を新たにしました。"
"多角的な切り口のコメントをいただき考えを深めることができました。また鋭いご質問に内省が深まり、さらなる課題も見えてきました。あっという間の55分間、インパクトデーをスタートとして活動を進めていきます。"
"すごく前向きな気持ちになる対話の時間でした。暖かいコメントやアドバイスも有難うございます。これから10年先を見据えて、一つ一つの出会いを大切にしながら、小さな冒険をたくさん積み重ね、自分のプランBを作り実行していきたいと思います。"
"自分の職場課題がテーマではありましたが、本質に迫る問いの投げかけなど、真摯に向き合ってくださり感謝いたします。職場とは一言でくくれるものではなく、だからこそ、組織作りは一筋縄ではいかず、またこれだ!という最適解がない永遠のテーマということ。メンバーを巻き込んだり、いろいろ試してみたり、歩みを止めず繰り返し取り組むことを楽しみたいと思います。"
これから、フェロー達はゲストとのネットワークを築いていき、本当に自分が願う方向性の人生の新たなジャーニーに向け、本業先や、複業やプロボノなど新たな領域で一歩を踏み出す機会を模索していきます。
8期生はここから、更なる歩みを続けてまいります。
MINTコミュニティは卒業しない学校なので、修了生コミュニティの中で、8期生は共感する仲間やゲストと繋がりながら、トライアンドエラーを安全な場で行っていきながら、徐々に新しい人生のスタートを切っていきます。
ゲストのみなさま、お忙しい中貴重なお時間を頂きまして、誠にありがとうございました!