VRChat + ワールド作成 = 楽しい!
どうも、全日本Unity検定見習い認定のYas(うつぼ)です。こんにちは!
久しぶりにコードの世界に戻ってきてました。が、Unityは本当に初心者で全然分からないので先輩がた優しく教えてください、お願いします!
世の中に開発者というのはいろんなジャンルの開発者がいるのですが、僕にはあまり縁のなかったUnityですが、せっかくメタバースのプロジェクトやるので、思い切ってとびこんでしてみることにしました。
この記事では、VRChat SDK + Unityという環境でそれっぽく動くものを作ってみた楽しさを伝えてみたいと思います。プログラマにとって有益な情報はきっとありませんし、今の僕の状態では有益であろう情報はUnityはすげぇぜ!ぐらいの語彙力なのでそこは期待しないでくださいね。
創りたい世界
さて、Torchのプロジェクトとして創りたいワールドは4つあります。
- 大屋根広場
- 音楽堂
- 商店街
- 学校
今回のメタバース文化祭では、大屋根広場と音楽堂が作られる予定になっています。そして、僕が現在進行形でせっせと作っているのが、大屋根広場です。ジャンボですけどカラオケはできません(そのうち出来るようになるかもだけど……)ここはその名のとおり、大きな屋根のあるみんなのための広場です。Torchにとってはポータルの意味をもつワールドです。
Hello Worldすら楽しい
最初期はこんなかんじでした。
もちろん、なーんにもありません。椅子を一つだけおいてみるVRChatのチュートリアルに基づいて作ってアップロードしてみます。いろんな言語でのHello Worldにあたります。
僕にとってのHello Worldは、白黒の職人気質を感じる画面に表示される「Hello World」という文字列にほくそ笑むという儀式です。
Hello Worldは静的だし、動きもしません。でも、VRChatは違いますね。1味も2味も違います。何もない世界だけど歩き回れる!これはすごい!実はこれがだいぶんとうれしくて、この真っ白な可能性しか感じない世界で5分ぐらい遊んでいたのは秘密です。
ちなみにアカウントを作るだけではアップロードができないので、10時間弱、VRChatで遊ぶか、僕のようにエイ!とお布施をするとすぐにアップロードができるようになります。
Unityに四苦八苦
さて、真っ白な空間を堪能したら、アセットという神の所業があることを知ります。これはアセット(資産・資材)の名のとおり、この空間に自由に配置できる建築資材です。UnityのAsset Storeなどで購入したり、ダウンロードさせてもらったりします。
配置するだけでOKなやつらだったりするので、まずはこれをペタペタ配置しながら、何がどうなっているのかを少しずつ理解しようとします。
マテリアル、アセット、テレイン、プレハブ、コライダー、シリンダー、キューブ、ギズモ、シェーダー、スカイボックス etc…
聞きなれない言葉と格闘して、格闘して、格闘します。
とりわけ、僕にとってはUnityの操作方法になれるのが大変で
「ここ回らぬ、解せぬ……。あー、消えた、戻らない、ギャー!」
を繰り返しながら、初めのほうはマウスと一緒に体もそっちにひねったりしてました。(いや、これ経験あるよね!?)
数回目のスクラップ&ビルドを経て、Unityさんと波長があってきたので。ここらへんから本来の作業を開始することにしました。
大屋根広場なう
まずは大屋根を作りたかったので、Torch5のコアメンバーが送ってくれた参考写真と睨めっこして、中学の数学で空間図形が全くできなかった僕が、超頑張って設計図をおこします。
なんとなく、キューブとシリンダーを組み合わせていけば、万能なんじゃね?と気づいたので、それを駆使して大屋根を作り。それっぽいテクスチャを貼り付けて、大屋根広場を作り、プレハブ化。そのあとに、地形を作り、木々や草を配置します。
井戸端会議は、本来、井戸の周りでやるものなので。ぜひ、ここに集まった人は井戸端会議をしてほしいなぁともって、真ん中に井戸を配置してあります。ワイワイしゃべりに来てくれたらいいのになぁ。井戸から女神様がでるギミックとか結構、真剣に考えてます!
YouTubeを見れるスペースもとりあえず確保、VRChat SDKの付属のアセットなので機能的な確認をするために仮置きしただけの状態。ここで仲間でYouTube見ながらホッとする時間を過ごすのも全然ありですよね。ここは、2本の間にシーツがつるされていて、そこに投影される感じにして、椅子もベンチが良いなぁーと思っています。じゃあ、仲良く座ってみれるよね。
寄付をしてくれた方のありがとうのバナーとかがここにたなびくと嬉しいですよね!今、やっていることを旗で知らせたりすると楽しいのかなぁー。これもとりあえず仮置きしてあったりします。
周りは木々でおおわれているんですが。もうちょっと綺麗な森にしたいんだよなぁ(アセットが悪いわけはなくて、センスの問題……)
とまぁ、まだまだ素人感満載ですが。空間としては存在しています。メタバース文化祭もここでやります。自分たちで空間ごと作るのは正直、めちゃくちゃ楽しかったりします。しかも、ここまでで作ったぐらいだと、C#スクリプトは殆ど要らないかったので、アセットの選び方と使い方が洗練されてくると比較的だれでも楽しく作り進めることが出来るんだと思いました。
このUnityでVRChatの世界を創っていくのはとても楽しいです!
いや、楽しすぎて久しぶりにずっと寝不足です。
次回のアップデートではもっとステキになった大屋根広場を皆さんにお見せします!
いやぁー、Unity楽しいなぁー。10年前に気づいてたらよかったw