人の上に立つ者の心の戒め
実体験や学びで得た【気付きと知恵】
💕上に立つ者の心訓
1.何故の心を以って人、モノ、事象を見よ。
2. 自分に都合の良い言訳は不信の元と知れ。
3. 何人にも礼節を以って接しよ。
4. 何人、何事にも感謝の心と表現を忘れるな。
5. 感情的な会話や感情的な文章は信頼を失う元と知る。
6. 己を認め、受入れ、自らを信ぜよ。
7. 誰に対しても私心のない平らな心で接しよ。
8. 徳=直き心で人に接し、心を受入れよ。
9. 広く意見を徴し、部下の話は熱心に聞け。
10. 会社の礎(人)の上で活動している自覚を持て。
11. 信は自ら発せず、他の腹中に置け。
12. 人は誰しも長がある、その長を見て人を使え。
13. 己に薄く人に厚く、己に厳しく人に寛なれ。
14. 功を部下に推し、責を身に引け。
15. 目標を6W3Hで明確に示せ。
16. 自分の言行は自利保身が無いか顧みよ。
17. 常にチャレンジ精神で活動せよ。
18. 応対と対応を意識して言行せよ。
19. 褒める時に本気で褒め、叱る時に真剣に叱れ。
20. 自らが発した言葉の重さを自覚せよ。
人の上に立つ者の自覚認識-「人の文字」
個人優先の各々の個の力やプライバシー
を重んじる今の社会環境では文字「ノ」は、
支えられる人の人間力(能力、意識、経験他)
によりその文字の大きさが変化します。
同時に支える文字も大きさが変わります。
🌈支える側の例
🔸スポーツ界で活躍する人を管理する側の人
🔸メンタルや体力スキルのコーチやトレーナー
🔸サービス業界で働く人の指導者・トレーナー
🔸顧客に接する現場で働くサービスマン
🔸様々な現場において実際に
働く人を管理し指導する者
🔸普段の社会生活での夫婦や友人関係
このような意識、気持ちを
対人関係の心の「礎」としていつも意識し
その意識を「認知=認める」「敬意」「感謝」
「誠実」「謙虚」「信頼」「平等」「寛容」と言った
態度・言行に表す(現す)ように努めましょう。
結果として様々な社会の問題を減らす
ばかりか情報過多社会生活の中での
円滑な人間関係に役立つと思います。
この文字の心が、現在に至るまで
私達の生き方の指針や人間関係に多く
の影響を与えてきたと考えられます。
その心は、人の心に染み込む言葉の重さ
と共に、言葉の通い合う友達・仲間同士、
また、地域の人々との和と繋がりの中で、
人として支えられ、磨かれていることを
現実として実感出来る言葉でないでしょうか。
ここ迄、人の文字のルーツについて書いて
来ましたが現在、日本の社会問題である
スポーツ界や教育現場、会社内のパワハラ、
指導的立場の人のセクハラ、モラハラなど
の出来事や事件、一部の国家・地方公務員
のコンプライアンスを逸した非人道的な行為、
様々な凶悪事件を起こしている人々の「心の礎」
に欠けているのは人として正しく生きるため
に必要な人の字の認識、即ち私達は
「支え、支えられ生きている自覚と認識」
ことを意味する「他人を敬うリスペクト心」
の実践、自心に「嘘や言い訳」をしないで
自分の心と真摯に向き合う「自省心=内観」、
誰もがもつ情欲をコントロールする「自制心」
「互いに人として認め合う心と言行=認知」
の欠如がその要因であると思われます。
正直、
これはH.P.を書きながら気付かされたこと
であり私も過去にこう言ったことを感情の
赴く侭、平気でしてしまった時期もあります。
また、
最近S.N.S上やメッセンジャーなどで自らの
行為を格好良く表現する❓「スルー」と言う
文言が多方面で使われています。
他人に対しては「スルー」しても平気で
であっても自分が発したことに「レス」
がないと感情的になる人もおります。
この「スルー」は紛れもなく『無視』であり
相手を人として認めない心身の活動です。
この行為態度は【心の闇】を生む大きな
要因・起因・要素であり、それはイジメ、
引籠りや犯罪者の心の中にあると思われます。
以前も書きましたが、この闇を根本的に
減らすためには社会生活上の規定・法令
を作る場当たり的な対策や施作ではなく
喩え時間を要しても、人として在り得ない
事件や犯罪を起こす根本的な原因・要素を
見つけ出すと共に子供達への躾、物心が
ついた幼少期から周りの人を思い遣る心を
植え付けることが必要ではないでしょうか。
※見ず知らずの人へする「スルー」は仕方ない。