社会生活上対人関係力(6)-1.誠実さ
誠実さを知り、人間力とする。
誠実さ、優しさと思いやりの
意識と行動、態度を知る。
「思い遣り」は
数え切れない要素を含み、
実に奥の深い意味のある言葉です。
そして、私たちはこれを表現する形を、
「マナー」と呼んでいます。
この「思い遣り」は、
接客サービスや接遇サービスの場で
「おもてなし」をする上でも、
社会生活をして行く上でも、
社会人として、仕事上で色々な相手を
もてなす人として、
必ず身に付けておく必要があります。
「おもてなし」の要素「コト」、
即ち『もてなす心』を伝える為に
無くてはならないことが
「思い遣り」です。
同時に裏表のない「おもてなし」
を行う為に大切な、「誠実さ」、
心の温かさの表れと言える「優しさ」
も大切な心の要素と言えます。
社会で生活して行く上で
なくてはならない円滑な人間関係、
素晴しい「おもてなし」(接客・接遇)
をするためにも「誠実さ、優しさと思いやり」
とはどんなことかを予め知っておき、
見直して、夫々に別けて具体的に
どんなことなのかを心得ましょう。
上質で、心のこもった「おもてなし」
は接客、接遇の場ばかりか、
人としても大切な「コト」=心です。
確りと夫々の内容を認識して、
日常生活や人との触合いに
生かすことは全ての成長に繋がります。
「誠実さ、思いやりと優しさ」
は別けるのは難しいことですが
敢えて別けてみました。
〇誠実⇔不誠実・不実
【誠実】
言動に嘘・偽りやごまかしが無く、
常に自分の良心の命ずるままに行動する様子
〇不誠実・不実
◇誠実の対義語「不実」
約束を破ったりして誠実でない様子。
事実でないこと
【不誠実】は誠意のないこと、
誠実でないことを表わし
日常一般の広い事柄について使う。
【不実】は
特に異性に対して誠実でないこと、
又、他に対して真心に欠けるさまを表わす。
また、「不実の申し立て」のように、
無実の意味でも用いる。
【不実の同意語】
軽い・嘘っぽい・調子・見え透く・
白々しい・真剣・冷やかし.