![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104771322/rectangle_large_type_2_afa3910d530d8e1c399cf14216086ccb.jpeg?width=1200)
おもてなし・対人関係の礎「会話力」
心を伝える話し方 (会話上の技と心得)
![](https://assets.st-note.com/img/1683274327312-5BfP7VM6m7.png)
おもてなしに無くてはならない
【リスペクト・思い遣る心・感謝】を
表し伝える《会話力》を身に着けよう。
会話の文字は、
相手と向き「会」い、心と口=
滑舌で話し伝えると解します。
会話は、
お客様に声や話し方(口調)で、
お客様への思い遣る心や感謝の心
が伝える為に行います。
声や話し方[口調]は十人十色ですし
その時の感情も表れ易いと言うこと
を先ず認識して置きましょう。
何気なく(無意識)に発する声や言葉、
独自の癖によってはお客様の感情を
左右することもあると心得ましょう。
声と話し方を少しの意識で変えること
で相手の感情をある程度はコントロール
することが出来るのです。
コミュニケーションを図るために会話します。
世の中の人の数だけ一人ひとり夫々の
話し方も違い、独自の声を持っています。
一方、
声や話し方にも、第一印象があること
を自覚認識することも大切です。
また、
自分では気付かない内に「話し方の癖」が
身に付いてしまっている場合もあります。
明るく優しさが感じられる話し方、
声の強弱、スピードと、ゆっくりと
落ち着きがある滑舌と語調、
活気を表わすハキハキとした言葉、
誠実な印象親しみやすさが感じる
口調はお客様に安心感与え、思い遣り、
敬意表現の心を表し伝えます。
会話の基本『正対』
![](https://assets.st-note.com/img/1683279588489-sxalWHiz4A.jpg)
1.「言霊」(ことだま)を意識。
人の発する言葉には魂が宿っていて、
言葉に出すことで、それが現実として
本当になるということです。
言葉は心の魂、
言葉一つひとつに人の心が息づいています。
2.発声はハッキリと滑舌を意識
モゴモゴ、ボソボソ、フワフワなど
と口ごもった話し方や不明瞭な言葉は、
自信がなさそうで、伝える相手に会話の
目的や心が伝わり難いと心得ましょう。
話す時は、
「歯切れの良い、ハキハキとした活気があり、
力強い響きのある声」が基本です。
口を大きくあけて大きな声で、
「アイウエオ」の母音の発声練習をし、
腹式発声を身に付けて会話しましょう。
この話し方は信頼ための要素の一つです。
お腹の底から声を出す発声をしましょう。
「あのー・えー・あっと」のような
曖昧で不安の感じる言葉は耳障りです。
と言って無くす必要はありませんが、
話す内容を不明確にし、説得力を落とし
兼ねませんので気を付けて使いましょう
3.自分の声を知る
①声の大小=音量
・・・耳に心地よい大きさか
②声の強弱
・・・言葉の語彙に合わせて
地声が大きいのであれば怒鳴っている
と勘違いされないように高めにし、
トーン下げ暗くし声が低めであれば、
声をやや大きめに明確にトーン上げて
明るくひと言一言が聞き取り易いよう
にややゆっくりの語調に話しましょう。
③声の高低
(周波数)・・・耳に心地よい音程か
④声のトーン
・・・明るいか/暗いか
⑤話す速度
・・・早いか遅いか
⑥イントネーション(抑揚)をつける
⇔正しく、聞き取り易く、伝わる
イントネーションで発する。
抑揚がないと、一本調子に聞こえ
棒読みで話しているのと同じです。
その一例をあげてみましょう。
感謝の言葉の「ありがとう、ございました」
を声に出して棒読みした後、言葉にアクセント
を強めたり上げたりして話してみましょう。
「ありがとう、ございました→」
「ありがとう、ございました~↑」
「ありがとう、ご↑ざいました」
「ありがとう、ございました↓」
などでいかがでしょうか?
「ありがとう」を強調したり、
「ございました」を強調したり
することによりあなたの伝えたい心や
事柄がスムースにお客様に伝わります。
また、語尾や語間を伸ばす人がいます。
「ありがとう、ございま~す、
ありがとう、ございました~」
お客様には心を込めて言っているのに
その気持ちの本意が伝わらなかったり、
馴れ馴れしく聞こえたりします。
特に最後の「たー」と伸ばしながら
キーを上げる人をよく耳にします。
この「たー」は短く言い終わった
後に口を結ぶようにしトーンを下げる
と心を伝え説得力のある印象になります。
⑦言葉と言葉の間を上手に使う
よくニュースキャスターが多少早口な
話し方をしているのに伝え情報などを、
確りと理解出来るのは何故でしょうか❓
実はニュースキャスター達は言葉と言葉
の間にキチンと間を入れているのです。
間とは、詰り句読点です。
句読点は「、」で1秒近く、
「。」で2秒近くの間を目安に入れます。
お客様との会話に於いても、
この「間」の取り方に気を付けることです。
⑧語尾は伸ばさずに短く
「・・・です。×××ます。」と語尾は
きちんと「。」で終わるようにする。
仲間に聞いて貰うとか携帯の録音機能
を使って自分の声を録音し声の印象を知り、
変化させてみるなどして試してみましょう。
この会話の技を身に付けて置くことは、
おもてなしお接客サービス時は勿論のこと、
日常生活における人間力UPに役立ちます。