💖受ける決断＆断る勇気－№2

2023年6月26日 12:01

受ける決断＆断る勇気とポイント

断る勇気は、相手への思い遣り　
「いい人」と「曖昧さ」は、信頼に不要！

経営運営者にとって企業(会社や組織)
が大きくなり、業績が上がってくる
と共に必要とされる人間力のひとつに
断る勇気があります。

経営者も一般人でもこの断る勇気は、
人望、人柄を表す為に大切なスキルです。

古より日本人は、断ること美徳とし、
苦手にしている人種と言われています。

今の日本では、
何事も無難に過ごせるよう｢いい人｣に
なることを大切にする風潮がややあります。
また、人(特に経営者)は、いつまでも
｢いい人ﾑを続けていると、主体性薄れ、
その人の尊厳や言葉に重みが無くなり
社会的な信頼を欠くことになり兼ねません。

これは昔から、
曖昧さを美徳としている国民性に依る
のかも？知れません。

現在の社会環境は、
一昔前の三年かかったことが一年で
出来てしまうような様々な豊か過ぎる情報
に満ち溢れ曖昧にばかりしていては反って
人望を失ったり、ビジネスチャンスを
掴めなかったりすることにもなります。

その結果、曖昧さを適度に生かしながら
自己事情や自己保身を優先し適当な調子
の良い返事をし、その場凌ぎの判断や
決定、決断すると言った弊害も出ます。

其の一つが、
震災後の政治家や企業にも見られたように、
自分勝手な判断で目先の損得意識(保身意識)
ばかりを考え、自らの利益に繋がる人には
曖昧にすることなく接し、場合によっては
自分の安心安全の為に物事を曖昧に
したりする言ったことが見受けられました。

また、
損得ばかり考え目先の利益の得られない人、
他者の為に様々な貢献をしている人に対し、
その人達の問いかけや依頼されたことなどを
曖昧どころか無視する場合も多々見られます。

同時にこの様な人達に共通して言えることは、
人から｢善い人｣と思われ自分の都合の｢良い人｣
至上主義の傾向があると共に、自分自身の感情、
或は人間の欲求を優先し思考することです。

では、こう言ったことを少なくし、
無くする為に一体どうしたら良いのでしょうか？

以下、このことについて記してみます。
先ず、断る勇気のない人、即ち自分の都合
の｢良い人｣至上主義的思考、曖昧さ優先の
保身意識などを持つ人は一体どんな人を言う
のかを具体例として挙げてみます。
🔽「人の思惑を気にし過ぎる」
≒「いい人と思われたい」

🔽「外見は綺麗に美しく見られたい」

🔽「保身優先思考」
≒「立場の保護・自己安全」

🔽 「敵を作るのが怖い」
≒「いい人に成りたい」

🔽「人間関係を損ねるのを恐れるあまり、
拒否をすることが出来ない」

🔽「何事、何人に対しても
都合のいい人でありたい」
⇒「信頼を誤解して受け止めている」

🔽「人の意見や提案にＮＯと言えない」
≒「曖昧で実行力が伴わない」

🔽「頼まれごとをしたら、嫌だとは
言えないけれど、実際は何もしない」

🔽「断ってしまった後のことばかりを
　思い巡らす」⇒心配性

🔽「利己主義」＝「自己中」

🔽「生きる目的が、己だけの楽しみにある」

🔽「見栄っ張り・自信過剰」
≒「自己顕示が強い」

🔽「己に自信がない」
≒「ネガティブ思考の人」

🔽「お人好し」
（いい人と人柄が良いは異なります）

🔽「人が信じられない」
≒「裏切られた体験がある」

🔽「性悪主義」
≒「性善説を信じない」
「二分の一の思考を持たない」

「利益中心主義」
≒「お金で何でも手に入れられる」

受ける決断＆断る勇気－№1

🌟依頼されたことを分析し、判断する

先ず、依頼内容を何故❓の心で
相手の言葉の端々や態度から
冷静に受け止め思考することです。

受ける際、断る際に重要なことは、
｢自分自身の受けられる
範囲限界を確り弁える｣
＝正しく自分の力を理解する。

この｢自分の限界｣を知るためには、
ある程度仕事をこなすことでの
経験値も必要ですが、常に自分に
｢何が出来るか、何が出来ないのか｣
と言う自分の裁量を弁える意識を
働かせる判断力が必要です。

そして、
相手を思い遣る心故に相手の自己保身
のために利用されてしまうのでは❓
と疑う自分自身の気持ちと闘うことです。

また、
相手の思惑や利害を気にし過ぎて、
出来もしない事を引き受けないことです。

依頼を受けるにせよ、断るにせよ、
背筋をピンと伸ばし、顎を引き、
正対して受け答えをすることです。

🔴「受ける決断」

🔸依頼事を引受けることが、
　本当に自分と相手のため
　になるかどうかを思考する。
🔸相手の期待に、何とか応えたい
　という優しい気持ちの排除。
🔸*良い人に思われたい”と言った
　自利的な意識は排除する。
🔸受ける際、何らかの見返りを
　意識しない。(打算を排除)
🔸信念と自信を持ち、言いたいことは、
　はっきり相手に本気で伝える。

🔸相手と対等な立場で、仕事の交渉が
　出来る道を開くため多角的思考をする。
🔸直ぐに「出来ない」と答えず、
　“自分が出来ることの提案”に変え伝える。
🔸冷静沈着に自分の能力を見つめて決断する。
🔸「出来る、やるぞ！」と決めたら、
　　期日を決めその日までに何がなんでも
　やり遂げる。

🔵「断る勇気」

🔹「断り上手」になることは、
　同時に断られ上手になると受け止める。
🔹相手の気持ちを受け取りつつ、
　断れるよう言葉を考えて使う。
🔹優しさ故に断れない人は、
　断ることも相手を思い遣る優しさ
　の一つだと意識する。
🔹否定的な言葉を使って断らない。

🔹“自分から一歩引いて”其の場の雰囲気で
　相手に合わせてしまわない。
🔹優柔不断さを克服する。
　(断りたいのに断れない、
　自分の心の弱さの克服)。
🔹“出来ない、やれない”と言うような
　否定的な言葉を使わず、
🔹相手に対し、
　感情的な態度や言動で断わらない。
🔹笑ってごまかすなど曖昧な断り方
　は不信を招くことを自覚する。

🔹断ったら仕事が来なくなるのでは、
　という不安を払拭する
🔹誠意を持って丁寧な言い回しをする。
🔹厳しいことを言う時は、
　和顔で、穏やかに話す。
🔹出来ることと出来ない事を確り見極める。
　自分に出来もしない無理な要求に対して、
　“努力します、頑張ります”と言って相手に
　期待させ、その結果、もし出来なかった
　としたら大切な信用・信頼を失います。
🔹どのような付帯条件(６Ｗ３Ｈ)なら出来るのかを相手に伝える。

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