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人間力を紐解く-(源を知る)

AI社会に不可欠な心技体と知・情・意

人間力のバランス

此処数か月の入院で人間力
重さを痛感しました。
特に医療看護、介護、リハビリの
仕事に従事する皆さんにとって
これからのAI社会で必要不可欠な
個々人の人間力向上は大切です。

心技体

が取れ人格が形成される。

真の自分軸

💖心技体の向上


大相撲の横綱に推挙される条件に
品格、力量共に抜群という言葉が
定義付けられています。

人格とは、単に身体能力が高い、
技術が優れている、と言うだけでは
不十分でそこに人としての「品格」が
備わり人格者の領域に達します。

その共通点、
これも非認知能力である周囲から
尊敬され、信望され、信頼され、
共感され存在感が備わることです。
大相撲の横綱が
「心・技・体」の具現者たる
所以(ゆえん)がそこにあります。
 
とは言え、
横綱に限らず人を惹きつける人格
(=人望)を備えている人と言えども
最初から心・技・体が備わっていた
訳ではありません。
決して口に出すことはありませんが、
血の滲むような努力と確固たる志の下、
心身共に鍛え抜いてその領域に到達する
と言うことかその風格が物語っています。
私たちは、生まれながらにして、
それぞれが個性的で異なる感性、
資質や才能が与えられています。
大切なのは心・技・体を磨きに
日々精進しその人なりの人格の
完成形に向かい歩むことに人生
の意義があると受止めます。

「心・技・体」とは、
人格を磨き上げるための修養です。
心技体の基礎-心技体原点回帰1
人間力の三つの要素「知・情・意」
人の三つの心「知・情・意」の働き

知・情・意

知・情・意
人の「心」って、
一体何を言うのでしょうか?
日本は、望ましい「心」を備えた
人物像について【知・情・意】を
備え持った人と言います。


その「心」について、
色々な考え方があると思いますが、
此処では
【知・情・意】として捉えてみます。


この【知・情・意】は、
人の精神活動の中に含まる
知性・感情・意志の
三つの要素を指します。

それは、
」にあたる「願望・知性・理性」、
」にあたる「感情・感性・人情」、
」にあたる「意志・意欲・徳性
の三要素であり、

これは、基本的に
「感情☞願望☞思考」の順と思います。
では、人として幸せになるために、
この心の三要素をどのように
働かせたらいいのでしょうか❓❓


そのためには、
この【知・情・意】を上手く
コントロールし、適切に連携
することで、幸せになるための
心のエンジンを動かしその働き
をさせることです。

そして物事をどう感じるか、
どんな望みを持つのか❓
それにはどうしたらいいか
を考えることです。


20世紀までは、
このような【知・情・意】を、
他人や親の「背中」を見ながら
身に着けてきました。

現在のように
情報が溢れている社会では目先の
様々な情報に振り回され、自分自身と
「向き合う」ことさえ疎かになり、
その結果、如何に世渡りを上手に
して行くかと言う、対人関係力に
目が向き、人として必要で大切な
人間力≒知・情・意である
「心の体力」創りに意識が
向いていないと思われます。

即ち、
武士道で言う[心・技・体]の[技]
=【知】であるスキルやテクニック
(技)に関することばかりに意識が向き、
それを生かすための知識が不足し、
[技]を生かすための知恵が生まれず、
その結果[心と体]が伴わず、
[技]だけが頭でっかちに
なっているのではないかと思われます。

活かされている私達

私達は、
復興や2050年問題と言われている、
「ジャパンシンドローム」に対処する
ためにも様々な環境が齎されている
現在社会で、この【知】を生かす
方程式を、学ばなくてはなりません。

即ち、「思いやり」「誠実」
「謙虚」「感謝」「立場転換」
等がどんなことなのかを理解し
具体的に学び知り修めることです。

この
人の『原点』に立ち戻ること
によって、ひとり一人の心に
齎されるものは計り知れません。


社会を牽引する少しでも
多くの人達が、この【知・情・意】
の夫々を学び知り、心を動かす原点
「心の体力」創りに、直ぐにでも
取組まれることをお薦めします。


その結果として、
心豊かな人間形成に成るばかりか、
自殺、いじめ、引きこもり、
犯罪の予防にも繋がります。

ではどのようにしたらこの
【知・情・意】が身くのでしょうか❓❓


⦿【心の体力】=知・情・意の修得法
心の体力を、身に着ける方法
実体験や見聞きしたことと
照し合せ記します

【ステップ】-1.
➡心(感性)を育むと言うことを
目的と設定する、
確固たる意思を持つ⇒意思決定、
夢を抱き、ビジョンを掲げ、挑戦する。

【ステップ】-2.
➡自分を見つめる
=自分を知る⇔自己認識する
自分を認める≒自分を愛せる
他人を認める≒他者を愛せる
人から認められる≒他者から愛される

【ステップ】-3.
➡自らをコントロールする
⇔自制力を身に着ける
※煩悩や誘惑に打ち勝つ
 人間の我、欲に打ち勝ち、
人間の身心の苦しみを生みだす精神の働き。
 肉体や心の欲望、他者への怒り、
仮の実在への執着など。
八正道や四苦八苦を自覚認識すること。
※感情を自制・コントロールする

【ステップ】-4.
➡本を読む、知識を得る、
分別・判断力の元となる心を養う
知識として下記のこと知り、知識
として備え持つ⇒身に着ける
イ) 人として正しいことを学ぶ
ロ) 思い遣り
ハ) 感謝
ニ) 立場転換
ホ) 誠実さ・謙虚さ
ヘ) 奉仕・お世話
ト) 寛容さ・・・などなど

【ステップ】-5.
➡笑顔で友と一緒に生きる。
共有共感する。巻き込む。
明元素の意識と態度、
言動で生きる⇒明確な意思表示をする。

【ステップ】-6.
➡感性を育む 豊かな感受性を
身に着ける自分の持つ感性を知る。
自分に必要とされる様々な
感性≒個性を育み磨く。
自己表現の手法を学び、
知り、実行に移す。

【ステップ】-7.
➡実体験を積み重ねて行く
積極的に人との触合いや
関わりの行動をする。
人との触合いから自分を磨き、
鍛える、行動する。

【ステップ】-8.
➡定期的に振返る癖を付ける
自らが、現在までを省みて、
自分自身の次の課題・
目標を掲げる(与える)。
課題や目標を記録し、
目に見える物とする。
※自分の身の丈に合わせて、
タイムテーブルや
タイムスケジュールを組立てる。


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