💖謙虚さ・謙遜を備えた人
謙虚さと謙遜
謙虚な人、謙遜出来る人と言うのは、
思慮深く控えめで他人の意見や忠告を、
真摯に受け止め、素直に受け入れられる人、
即ち「直き心」を備えている人のことです。
それは、
日本人らしい「侘び寂び」を表す、
何気ない気配り、気遣い、何気ない配慮
さり気ない心遣い、何事も一度は受容れ
自らが遜れる慎ましさを備え持った美徳、
自然と人を惹きつける魅力を備えた人です。
実際にはこの「謙虚さ」を表す「謙遜」
の言葉を誤解している人が多いようです。
謙遜と言うのは、
自分を卑下することではありません。
よく謙虚過ぎる謙遜をする人がいます。
例えば、
自分の長所や魅力を褒められたのに、
全力で否定する人。
褒めるという言葉の中には、勿論社交辞令
と言うこともありますが、中には本当の長所
を認めて褒めている人もいます。
その言葉を全力で否定してしまうと、
あなた自身は勿論、あなたを褒めた人も
現実として侮辱していることになります。
相手の言葉が喩え社交辞令であろうと、
その人の心から出た真の言葉であろうと、
あなたを褒めたことには違いありません。
では、
どのような応対をすればいいのかと言えば、
素直に「とても嬉しい・有り難う」と感謝の
心をキチンと伝えれば良いのです。
和みの表情(=和顔)を意識した笑顔も添えます。
それが無理なら、せめて、相手に対し
深く頷くような感じで伝えればよいのです。
相手を褒めたのに、機嫌を悪くされたら、
誰だって嫌な気分になってしまいます。
褒められたことに感謝し更に頑張る人は、
みんなが応援・支援したくもなりますし、
また、何かを褒めたくもなります。
真の謙虚さ、即ち謙遜は、
決して自分自身を卑下することではなく、
自分を素直に正当に評価出来ることです。
誰かに褒められたら、全力で否定せずに、
素直に「有難く」その言葉を受止めましょう。