「信頼」の心と構築活動
「信頼の礎」を知る
信頼の礎(基礎)10要素
1.私心の無い対人関係を保てる
(見返りを望ます求めず)
2.謙虚さとリスペクト心を備え持っている
3.いつでも感謝の心の伝達が出来ること
4.思い遣りの心で人と触合い、その伝達出来ること
5.素直さ誠実さがある
6.他人を平らに大切に出来る
(立場転換意識で触合う・相手を守れる)
7.奉仕の精神で何事も行える
(何事に対しても見返りを求めない。
計算しない言動が出来る)
8.日々自分を省み、陰日なたなく
自己啓発している
(自分の心とフィジカルを磨く)
9.確固たる信念と豊かな知識を持ち、
現実として生かし体現出来る
10.周りの人々に、安心感を与えられる
以上、
人としての「信頼の礎」と考えられる、
代表的な要素として取上げてみました。
これからの生活の場や社会では、
一人ひとりが人としての「信頼の絆」
を築いて行くことがとても重要です。
過去の例に例えれば、
「×××さんは、仕事は信頼出来るけど
人間的には?だね。」などと
言った会話を時折耳にしました。
これは社会作りを優先し、人創りを
後回しにしてきた団塊の世代の方々
に対する意識として聞かれた言葉です。
情報が満ち溢れ、以前に比べストレス
が多くなった現代の対人関係において
先ず、優先しなければならないことは、
「信頼される人創り」であると考えています。
ともすれば個々の表面上を飾ったり、
磨いたり、スキルや資格取得と言う
テクノロジーに捕らわれがちな今日の
社会環境であると受止めて居ます。
多くの方々が触合う場や接客サービスの
場では形ばかりのマナーやマニュアルに
頼りがちになりつつあるのと言う現状は
否めない事実です。
形は、ある一時期は出来ていても、
時の経過や慣れで崩れてしまいます。
だからと言って表面上の自分磨きや
資格などの修得を否定している訳で
無く、形だけを身に付け表面を磨き、
飾ると同時に人としての心である
信頼を築くことも決して怠らないよう
にすることは大切な心身の活動です。
特に上記した10項目内の信頼を築く礎
の要素はどんなに時間が経ても不変です。
と同時に思い遣り、おもてなしの意識は、
信頼の絆を創るためになくてはならない、
と意識することです。
互いの信頼の絆に拠り結ばれた対人関係
日常生活、お客様とお店、個人と組織など
あらゆる場で必要とされる「信頼」この二つ
の文字はとてつもなく大きく深イイ言葉です。
余談になりますが、
信じて頼るという意味で似た言葉
として使われる依存があります。
「信頼」は信じることに重きを置き
「依存」は頼ることに重きを置きます。
依存は自発性のことですが、
信頼は意識して作ることではなく、
自然に互いの心に芽生えます。
様々なスポーツなどのチームは
お互いの信頼関係があってこそ成立する
と言われています。
その信頼関係を支えているのが、
個人個人の役割自覚と役割遂行です。
また、たった一人の心無い言動、
軽率な行動でチーム全体の信用、
信頼を失う場合もあります。
信頼を築くためには計り知れなく、
とてつもない長い時間を要し、
労力を費やしていることを、
常に強く認識しておきましょう。
信頼で生まれる「心の絆」は、
一人ひとりのためであると
同時にみんなのためでもあります。
🙏「信頼」出来る状態は?
1. 結果が得られなくてもその責任
を自分に求めることが出来る
2. 小さな信用の積み重ねが
大きな信用となり、信頼が生まれる
3. 築くのは大変な時間と労力を
要するが、一瞬にして失う
4. 相手が喜んでくれ、
優しく温かな気持ちを持って貰う
5. 陰日なたの無い努力精進と
相手への思い遣りの心と言動から生まれる
6. いつでも感謝の心の伝達が出来る
7. 思い遣りの心で人と触合い、その伝達出来る
8. 誠実(正直・素直)・謙虚である
9. 大切な人の大切人を大切に出来る
10. 立場転換意識で触合い、その相手を守れる
11. 奉仕の精神で何事も行える
(何事にも見返りを求めない.
計算しない言動が出来る)
12. 自らの意識、行動と態度を指させる
13. 自らの感情や煩悩を自制出来ること
14. 自らを省み、自己啓発(切磋琢磨)が出来る
15. 確固たる信念と豊かな知識を持ち、
それを現実として生かし、行動に表わせる
16. 周りの人々に安心感を
平等に与えられる
17. 一方的で無条件に信用出来る
18. 相手の全てを受け入れている
19. 相手やその人の行いを許している
20. 依存するところに根ざしている
※【自心に素直な】気持ちを以って
接し触合うは大切な要素です
これ以外にも多々あります。
大切なことは人として思い遣り、
お客様や相手へのおもてなしの
心は「信頼の絆」創りに必要不可欠
であるといつも意識すること。