危機管理の基礎と対策
日本の危機管理
12年目の3月11日が間もなくです。
そこで、危機管理について必要な知識
などを投稿します。
A.危機管理.
危機管理&リスクマネジメントは、
「危機管理」として使用される場合に
これらの何れを指すか、又は共に何を
含むかは、やや曖昧であると言えます。
一般的には、
危機管理はリスクマネジメントを含む
概念であると言ってよいでしょう。
防災・防犯、企業・施設・店舗の経営
や運営する上で、様々な危機を対象と
しているが本来危機管理は安全保障が
中心の課題となると言われています。
夫々の置かれた環境により危機管理の
内容と対策は異なる場合があります。
リスクアセスメントを充分に行う
ことを怠らないようにしましょう。
同時に、前以て多種多様な自然災害
を含む危機事態(リスク)を予測・予知・
予防する為の知識や対策も必要です。
危機管理の様々な状況に於いて、
6W.3HとP.D.C.A.で捉えることです。
6W.3HとP.D.C.A.は、
危機発生中の施作や行動指針に
欠かせない大切な要素です。
B.危機管理の要因.
1.自然の要因による
(地震・風水害などの自然現象)
2.社会状況国内外の要因による
(政治的・経済的・宗教的)
3.病気の要因による
(特に流行や感染性のある物)
4.物質の要因による
(物品・飲食物など)
5.人的要素の要因による
(世論・組織人・施策・犯罪・年齢など)
C.危機管理の流れ.
1.現在発生中の被害拡大を防ぐ
と同時に、直接の被害や間接的な
被害を最小限に食い止める。
2.発生中である危機の人的及び風評
などのエスカレートを防止する
ことも当然含まれる。
3.危機を正常な状況健全な状態に戻し、
以前の生活状態や経営・運営が
スムースに出来るようにする。
D.危機の段階.
危機は、通常次の六段階で構成されています。
一、予防とその対策
⇒危機発生を予防するため
の方法や手段を講じる
二、危機の掌握と状況の把握・認識
⇒危機事態や状況、
その経過を把握・認識する。
三、評価
損失評価=危機によって生じる
直接的間接的な損失損害・被害を
項目毎に評価する。
対策評価=危機対策に要する時間、
人的労力、金銭的コスト
などを夫々評価する
四、危機の分析とその検討
⇒具体的な危機対策の
行動方針と行動計画案を
創出し、検討する
五、危機の発動
⇒具体的な活動や行動計画の
タイムテーブル及びスケジュール
を作成した上で発令し、
然るべき人や部署に指示する
六、危機の再評価
⇒大別すると以下の危機対峙時
と事後の二つがあります。
イ)危機内の再評価
危機発生中に於いて、活動行動計画に
基づき実際に実施されていること、
又は実施が充分であったり、
実施がなされてなかったりことに
ついての評価を随時・適時行ない、
活動行動計画に不十分なことなど
必要とされる修正を加えること。
ロ)事後の再評価
危機事態の終息後に危機対策
の効果の評価を実施すると共に、
危機事態の予防、再発防止や
対策の精査と向上を図ること。
※国内では、社会生活環境、
大企業を中心に企業内での、
日常・非日常的な危機事態
への対処の必要性から様々な
危機管理が求められ、
その一環としての対応計画や
その他の計画に基づいた対処対応
マニュアル等が作られている。
最近では社会生活は勿論、
中小から零細企業に至るまで、
状況に適した多種多様な
危機管理が求められています。
危機管理は、
人と社会を守る為に大切な意識です。