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危機管理の基礎と対策
日本の危機管理
12年目の3月11日が間もなくです。
そこで、危機管理について必要な知識
などを投稿します。
![](https://assets.st-note.com/img/1678146280414-d6eJkpZwjr.jpg)
A.危機管理.
危機管理&リスクマネジメントは、
「危機管理」として使用される場合に
これらの何れを指すか、又は共に何を
含むかは、やや曖昧であると言えます。
一般的には、
危機管理はリスクマネジメントを含む
概念であると言ってよいでしょう。
防災・防犯、企業・施設・店舗の経営
や運営する上で、様々な危機を対象と
しているが本来危機管理は安全保障が
中心の課題となると言われています。
夫々の置かれた環境により危機管理の
内容と対策は異なる場合があります。
リスクアセスメントを充分に行う
ことを怠らないようにしましょう。
同時に、前以て多種多様な自然災害
を含む危機事態(リスク)を予測・予知・
予防する為の知識や対策も必要です。
危機管理の様々な状況に於いて、
6W.3HとP.D.C.A.で捉えることです。
6W.3HとP.D.C.A.は、
危機発生中の施作や行動指針に
欠かせない大切な要素です。
![](https://assets.st-note.com/img/1678146578595-nMAE7hOBaa.png?width=1200)
B.危機管理の要因.
1.自然の要因による
(地震・風水害などの自然現象)
2.社会状況国内外の要因による
(政治的・経済的・宗教的)
3.病気の要因による
(特に流行や感染性のある物)
4.物質の要因による
(物品・飲食物など)
5.人的要素の要因による
(世論・組織人・施策・犯罪・年齢など)
C.危機管理の流れ.
1.現在発生中の被害拡大を防ぐ
と同時に、直接の被害や間接的な
被害を最小限に食い止める。
2.発生中である危機の人的及び風評
などのエスカレートを防止する
ことも当然含まれる。
3.危機を正常な状況健全な状態に戻し、
以前の生活状態や経営・運営が
スムースに出来るようにする。
D.危機の段階.
危機は、通常次の六段階で構成されています。
一、予防とその対策
⇒危機発生を予防するため
の方法や手段を講じる
二、危機の掌握と状況の把握・認識
⇒危機事態や状況、
その経過を把握・認識する。
三、評価
損失評価=危機によって生じる
直接的間接的な損失損害・被害を
項目毎に評価する。
対策評価=危機対策に要する時間、
人的労力、金銭的コスト
などを夫々評価する
四、危機の分析とその検討
⇒具体的な危機対策の
行動方針と行動計画案を
創出し、検討する
五、危機の発動
⇒具体的な活動や行動計画の
タイムテーブル及びスケジュール
を作成した上で発令し、
然るべき人や部署に指示する
六、危機の再評価
⇒大別すると以下の危機対峙時
と事後の二つがあります。
イ)危機内の再評価
危機発生中に於いて、活動行動計画に
基づき実際に実施されていること、
又は実施が充分であったり、
実施がなされてなかったりことに
ついての評価を随時・適時行ない、
活動行動計画に不十分なことなど
必要とされる修正を加えること。
ロ)事後の再評価
危機事態の終息後に危機対策
の効果の評価を実施すると共に、
危機事態の予防、再発防止や
対策の精査と向上を図ること。
※国内では、社会生活環境、
大企業を中心に企業内での、
日常・非日常的な危機事態
への対処の必要性から様々な
危機管理が求められ、
その一環としての対応計画や
その他の計画に基づいた対処対応
マニュアル等が作られている。
最近では社会生活は勿論、
中小から零細企業に至るまで、
状況に適した多種多様な
危機管理が求められています。
危機管理は、
人と社会を守る為に大切な意識です。