何故❓どうして❓の意識で思考する
主観と客観力(≒非認知能力)を育む
何故の心❓主観を以って、人・物事
(事象)を思考し客観力≒心眼を育む
私達は、
2０数年前に起きた阪神大震災以降、
数多くの自然災害で今まで興味や関心
を示さなかった他人事や様々な事象、
或は、個人の心の持ち方、接し方、
社会と自然の環境の捉え方について
など大切な様々なことを心を苦しめ
多く知ると共に気付くことが出来ました。
例えば、
節電によって、今迄必要もないのに無意識に
点けていたエアコンや照明などの電気機器、
必要以上に置かれている自販機と言った物、
など多くの物の豊かさそれが当たり前になり、
慣れてしまっていたことに気付かされました。
また、
利他の心や利己心など今迄余り意識しない
非認知能力の学びもありました。
さて、様々な人のその時の心の状態や考え方、
取組姿勢を察知することは普段の社会生活を
する上でも私達のような人と接する仕事上でも
とても大切な心であり心身の取組み姿勢です。
その為に必要なことは、
「何故❓(どうして❓)の心を以って、
人物・事象・物事を見聞きすること」
であると考えます。
何故の心で触合う人、多くの物事や現象を
正しく捉え見聞きすることは人との繋がり、
絆を創り、個人の心、会社・組織、店の心、
問題解決力、ブランド力、営業力を育みます。
同時に大切なことは、
モラルや常識力を始めとした人物、
物事や現象を的確に評価判断する為に
必要とされる個々人の「当たり前」の
【ものさし】の見直しであると思います。
このような何故の心(どうして？)には、
自らが人として正しいか否か？の心を知り
理解した上での対象への取組みが必要です。
以下、この何故？について、
個人とおもてなしや接客サービス
に区別して取り上げてみます。
Ａ．個人的に(＝人として)
※なぜ(どうして)＝なに故に？
感情を平らにして捉え思考する。
❓はどうして(何故)と置き換える
１.❓心が動いたのか？
(動かされたの？)
２.❓あの人はと一緒にいると安心出来るの？
(ホッと出来るの？)
３.❓私はあの人が好きなの？
４.❓あの人は多くの人に好かれるの？
５.❓返事(レス)を直ぐにくれるのか？
(くれないの？)
６.❓電話をしても、居留守を使うの？
７.❓報告や連絡を間違いなくくれるの？
(報告や連絡を怠るの？)
８.❓誰に対しても挨拶を欠かさないの？
９.❓あの人は敵を作らないの？
10.❓いつも時間をキチンと守るの？
11.❓あの人はあの言葉は使うの？
12.❓モチベーションが高いの？
13.❓自分は感動したの？
14.❓あの人は気配りが出来るの？
15.❓あの人は諦めないの？
16.❓あの人は嫌なことでも進んでするの？
17.❓あの人は、あんなことを平気でするの？
18.❓あの人は、あんなに強いの？
(弱みを見せないの？)
19.❓あの人は思いやりがあんなにあるの？
20.❓あんなに低姿勢なの？
(偉ぶらないの？)
21.❓あの人はあのようなことを
平気で言うの？
22.❓あんなことをして知らぬ振りできるの？
23.❓あの商品は売れの？
24.❓あの番組は面白いの？
25.❓あのスターは人気が下がったの？
26.❓何故、自分は興味を持ったの？
27.❓あのテレビキャスターは人気があるの？
28.❓あの人に人を引き付ける魅力があるの？
29.❓あのスポーツマンはファンが多いの？
30.❓あの人はあのような態度を取るの？
Ｂ．おもてなし・接客サービス
🔲印=何故❓＆有＝✔／無＝空白
🔲あのお客様はあのような表情を
しているのかな？
🔲「もてなす」とはどんなことなの？
🔲キョロキョロと周りを
見回しているのかな？
🔲料理が進まないのかな？
🔲飲み物を一口だけ飲んで
その後飲まないのかな？
🔲あのお客様は時計ばかり
気にしているのかな？
🔲あのような表情をしているのかな？
🔲会計が終わったらどうして足早に
帰ってしまったのかな？
🔲あんなに嬉しそうにしていたのに
リピーターになってくれないの？
🔲マナーは必要なの？
🔲礼儀作法は大切なの？
🔲身嗜み必要なの？
🔲アイコンタクトをするの？
🔲挨拶をするの？
🔲挨拶を返してくれないのかな？
🔲返事をしてくれないのかな？
🔲こちらが一生懸命に話しを
しているのに返事が上の空なの？
🔲笑顔は必要なの？
🔲心から笑ってくれないの？
🔲お辞儀をするの？
🔲こちらを見てくれないの？
(興味を持ってくれないの？)
🔲感謝の言葉は「ありがとう」なの？
🔲５.Ｓ.は大切なの？
🔲チームワークが大事なの？
🔲整然と配置しなければならないの？
・・・・・等々
※以上、人生で実体験したことを
思い出しながら書いてみました。
何故の心(気持ち)で思考するには！
素直で謙虚な自心と平らな気持ち、
冷静な感情の元、自らの心に自問自答し、
それぞれを掘下げてみる。