「和」おもてなしの実践テキスト(10)
何時(When)何処で(Where)
大切なのは、もてなす客人(相手)の
その場その時の心の位置、動機、目的に合わせた上で
今の気持ちを汲み取り期待に応えるよう努め、
その相手の人の心に寄り添うことです。
自分の実体験や感じたことなど少し加えると、
お伝えする人により理解を深めて頂けます。
※諸行無常の意識で取組みましょう。
※諸行無常📚辞書検索-四文字熟語辞典
この世の万物は常に変化して、
ほんのしばらくもとどまるものはないこと。
人生の無常をいう仏教の根本的な考え。
▽仏教語。
「諸行」は因縁によって生じたこの世の一切の事物。
⏲時間帯・季節感の提供
(夫々の特徴・エリアの特徴・景色=全体・時間帯別)
⦿この季節(時間・時期)・この此処(=場所・エリア)・
この時間に、今だけ(限定で)実体験の
出来る自然風物や習わし催事など。
また、この所以や歴史、コンセプト、テーマなどの解説。
解説例
🕔この宿泊施設は、以前武家屋敷でした。
🕔私どもの施設のコンセプト・モットー・テーマは○○○です。
🕔 今の時間帯は〇〇〇のようなことや〇〇〇の
ようなことが体感できます。
🕔 晴れた日は〇〇〇などが見られ、△△△を体感出来ます。
🕔ここは・・時代のこの時期に〇〇〇のようなことや
〇〇〇の出来事がありました。
🕔 今、〇〇〇のイベントなどの催事を実体験できます。
🕔 今、お勧めの地のものは〇〇〇、
郷土品には〇〇〇で〇〇〇に使えます。
🕔 お土産で人気なのは食では○○○○○、工芸品では○○○です。
🕔この地で生まれた有名人は、〇〇〇をした〇〇〇さんです。
🕔この地域の風習は〇〇〇などがあります。
🕔この建物(場)だけでこの季節実体験出来るのは〇〇〇です。
・・・・・などと、観察活動(目配り・気配り)を徹底し、洞察すること。
また、もてなす相手(客人)が興味や関心事に心に合わせ応対会話すこと。
上記の他に以下📀印の項目内容も【何時・何処で】に活用出来ます。
📀歴史感(生立ち・経緯=流れ・伝説・建造物・伝統品)
📀風習(独自性=独特・生立ち・由来)
📀風情(風景=季節や時間帯・独自・独創・美術・芸術・音=自然・人的)
📀伝統文化(行事・芸術・言い伝え・童話・由来・表現法・味わい方)
📀自然=地域
(住民・場所の特長・自然環境・日本国内での位置・
土地柄・距離・交通手段)
📀生き物(生物史)(生息・活動・現在・過去・伝説・特長)
📀食と食文化(生産地・生産者・経緯・特徴・味わい方・特産品)
📀産業(個性=独自・目的・地元・有名・過去現在・盛衰・将来の展望)
📀建造物・家屋・調度品(個性・歴史・伝説=由来・特徴・活用・価値)
📀その他、飲食関連(有名店・名物・特産品)
イベント・著名人・レジャー・遊ぶ所など。
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