対話上の空間管理
理性&情の空間
コミュニケーション上の「空間管理」
※これは既存の空間管理にサービス業
で身に着けたことを加えてあります。
人が対峙している時には、
その立ち位置(存在の位置⇔角度)
により受ける印象が変わります。
①恐怖の空間
見えないところからの応対では
必ず一声かけましょう!
お客様の真後ろは、
お客様からは何も見えない、
非常に不安な「恐怖の空間」
と呼ばれる場所です。
人は自分の後ろに立たれるのは、
非常に不安に感じるのです。
(例:俺の背後に立つなbyゴルゴ13
⇔実はここからとっているのです)
お客様の後ろを通ったりする際は、
必ず一声かけてからにしましょう。
②理性の空間
…真正面=正対での応対や会話は、
主に大切な会話時、謝罪や物品
金銭の授受など、大事にしなては
ならない大切な場面で使います。
お客様の真正面は、お客様からも
こちらからしても非常に圧力の掛り
真剣に感じ取る対峙位置です。
故に金品の授受=レジ応対、
または、大切な話、謝罪などの
時は必ず真正面を向いて応対します。
人が最も理性を働かせる位置なので
「理性の空間」と呼んでいます。
③情の空間
…リラックス出来る位置からは、
挨拶や会話などでコミュニケーション!
主婦の井戸端会議(雑談感覚の話合い)
をしている状態を想像して見て下さい。
3人以上の場合は円を描くように、
2人の場合はお互いが斜めの位置に
居ながら話しています。
決して真正面で向かい合って
会話してはいないはずです。
これはお互いの斜めの位置が、
最も心許せる空間でこれを
「情の空間」と呼んでいます。
親しい方やお客様と会話をする際は、
この位置が最も話し易い位置と言えます。
以下は、
サービス業の様々な体験での私見ですが、
自分の右側の情の空間を
「心交=心を交わし通わす」、
左側を
「親交=親しい間柄の空間」
と意識して使っています。
以上の3点は、普段無意識の内に
その位置を使っていると思いますが、
改めて「理論」としてこれらを覚えてみてください。
「なぜそのようにするのか?」
「なぜそのようになるのか」
が理解しているのと、いないのとでは、
理解度や受容れられる量も違ってきます。
(';')表情に表れる「本音と建前」
歴史や文化的にも、日本人は欧米人に
比べると本音を言葉でストレートに
表現することが少ない傾向があります。
サービス業での数十万人との触合いの
体験上からも、人の本音(本心)は
顔の左側に出易いと思います。
人の本当の感情=本音が表れた表情は
左右対称になり易く、演じられた嘘の表情
は左右非対称になることを知りました。
(以前、感情表現の豊かな欧米でも、
同じことが言えると知りました)
参考)
人の左脳と右脳の働きと表情
左脳は、
言語や計算力、論理的思考を司る脳です。
右脳は、
情報を知識として認識し整理する
役割を果たしています。
これを知ったのは銀座のクラブで働いた
20代でお店での営業が終えたアフターで
女性と交遊したり親交を深めたりする時
などに身を以って知り役立ちました。
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