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精油のこととその道具#14

いろいろ今まで勉強してきましたが、そもそもじゃあアロマテラピーってなあに?っていう部分とそれを楽しむための道具をみたいと思います!

精油って?

アロマテラピーの基本となる精油
エッセンシャルオイルという言葉の方が聞き馴染みのある人が多いのではないでしょうか。
精油とエッセンシャルオイルは同じものです。
精”油”という漢字から、オリーブオイルなどの植物油のようなイメージにもなりがちですが、それとは別物になります。

そもそも精油とは植物が持つ香り成分=芳香物質を取り出した揮発性有機化合物の集合体のことです。
そのため、成分が変化すると香りも変わり、保管方法などについては気をつける必要があります。

精油の性質

精油は特徴的な性質を持っています。
代表的なものが下記の4つです!

1:香りがある【芳香性】
2:香りが広がりやすい【揮発性】
3:油に溶けやすく、水に溶けにくい【親油性・脂溶性】
4:火が燃え移りやすい【引火性】

この特徴を理解して、楽しむ必要があるようです。

アロマテラピーを楽しむ

楽しむためにいくつか注意点も必要です。

・衛生管理
・保存期間
・精油の希釈濃度

です。

希釈濃度

特に希釈濃度については扱う上で非常に重要です。

AEAJでは次のように希釈濃度の目安を定めています。
・ボディに使用する際は1%以下
・フェイスに使用する際は0.1〜0.5%以下

アロマテラピー検定 公式テキスト

そのため希釈する際の計算などはしっかり計算する必要があります。
一般的に精油1滴は0.05 mLで計算するようなので、濃度計算の際には気をつけようと思います。

アロマテラピーの基材

精油を希釈する際に使用する材料を「基材」と呼びます。
基材を使用する理由は、精油の成分が濃縮されてそのままでは刺激が強いことが理由です。

基材の種類

基材には、トリートメントオイルに使用する植物油、エタノール、グリセリンのような水性のもの、また、ミツロウ、クレイなど様々な種類があります。

植物油

精油とよくなじむため、トリートメントやクリームを作る際に使われることが多いそうです。
よく使われているのは

  • アルガン油

  • オリーブ油

  • スイートアーモンド油

  • ホホバ油

  • マカダミアナッツ油

になります。
油によって効果が少しずつ違うようです。

水性の基材

これは精油を水に溶けやすくするために用いられています。

  • エタノール

  • グリセリン

  • 芳香蒸留水

  • 水(精製水・蒸留水・飲料水・水道水)

が合わせられています。

そのほかの基材

精油を使ってクリームや入浴剤などを手作りする際に必要な基材も数種類あります。

  • ハチミツ

  • 重曹

  • シアーバター

  • クレイ

  • 天然塩

  • ミツロウ

用具

アロマを楽しむために用途や必要に応じて、使うものは検討するとより楽しむことができるようです。
作製や保存に必要な基本的な用具は全部で13種類です。

  • 洗面器

  • タオル

  • 小皿

  • はかり

  • 遮光性保管容器

  • 耐熱ガラスビーカー

  • 陶器のマグカップ

  • 計量スプーン

  • スパチュラ

  • ラベル

  • 耐熱ガラス棒

  • 温度計

用具類は全て湯煎などに適した耐熱性のあるものの方が良いようです。
そのため、プラスチック製より、耐熱ガラスやステンレスの材質のものの方が良いようです。
ディフューザーは取り扱い説明書にお手入れなどが記載されていると思うのでそちらの確認が必要です。

ちなみに私が今使用しているディフューザーをいくつかご紹介させてください!

こちらは手のひらサイズで色々な場所に置くことができてとても便利です!
靴箱の中やお手洗いなどの空間に使用しています。
香りの効果自体は2〜3日ぐらいは持つので、気分を変えたい時は違うものに切り替えられるのも愛用している理由です。

こちらは寝室に置いています!
睡眠時に明るすぎることなく、そして音も静かでとても快適な気分で眠ることができています。

まだまだディフューザーを使用しての楽しみ方のみですが、これからもっと自分でブレンドをしていって楽しみたいのと色々な方に届けられるようになりたいです!
引き続き頑張ります!

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