
精油の種類~検定に向けて⑦~#22
こんにちは!今日も精油のことについてまとめてまいります。
検定に向けての精油の種類は今日の種類で全て網羅できると思うので、最後まで頑張ります!
最初の記事には下記のものになるので、順番に追いたい方はこちらから
コショウ科
コショウ科は香辛料などに使われるスパイシーな香りが特徴的です。
胡椒のように食用として栽培されるもの、または観賞用として栽培されるものがあります。
ブラックペッパー
ブラックペッパーはコショウとも称されています。精油は果実から水蒸気蒸留法で採り出しています。
原産地は、インド南部から南東部の海岸地方でつる性の植物です。
完全に熟す前の実を乾燥させて古くからスパイスとして活用されてきましたが、中世ヨーロッパでは金と同様の価値があるといわれていました。その理由が大航海時代で需要が増えたことだそうです。
精油自体はβ-ピネンという成分を含んでおり、爽やかな苦味がありつつ、柑橘系の香りが特徴です。
消化を促す作用や血行をよくする作用があると言われています。
ちなみに日本に昔から使われている山椒も似たようにスパイシーな香りですが、山椒は「ミカン科」なので、科目属性としては異なります。
(というのも、私も似た香りだったけど、コショウ科と違って山椒の木にはアゲハ蝶が来ていたのを思い出し、調べました笑)
エゴノキ科
エゴノキ科は、北半球の温帯・亜熱帯を中心に分布しています。花は主に白色で芳香を持つものが多く、観賞用にも栽培されています。
ベンゾイン(レジノイド)
ベンゾインはアンソクコウノキのことであり、精油は樹脂から採られています。東南アジア原産で熱帯林に生息する高木です。
バニリンという成分が含まれているため、バニラのような甘い香りがします。
また、肌の抗炎症採用があるとされています。
レジノイドとは樹脂成分を含む精油のことです。ベンゾイン精油は、樹脂成分を含むため、「レジノイド」といわれています。
ちょっとしたnotes
精油とは直接関係ありませんが、、、
エゴノキ(Styrax japonicus)は、昔から石鹸の代わりとして利用されたことがあります。エゴノキの果実には「サポニン」という天然の界面活性剤が含まれており、これが水と混ざると泡立つ性質を持っているため、石鹸のように使われていました。
サポニンは、植物に含まれる化学成分で、泡を生成する特性があります。このため、エゴノキの実を砕いて水に混ぜ、洗浄剤として使用することがありました。特に日本の一部地域では、昔、エゴノキの実を使って洗濯や髪の洗浄を行っていたという記録があります。
ただし、エゴノキの実は毒性があるため、口に入れることはできません。香り自体が石鹸のように使われたというよりは、泡立ちの性質から、石鹸の代わりに活用されていたと考えられているようです。
精油と関わり深い植物は・・?
明日からは問題集とかを自分で解き進めることをしていこうと思っています!
その間、何を発信していこうかと思ったのですが、精油と関わりがあったり、ないものでも香りのたつ植物などを調べていこうと思います!
それではまた。。。。