教授になればキャリアの成功ですか？
はじめに
教授になればキャリアの成功ですか？
成功の要素
効果的な指導と教授方法の開発と更新🎓：学生の関心を引き、学習を促進する独自の指導スタイルを開発し、 多様な学生のニーズに応えるために、教師中心と学習者中心の両方のアプローチを含むさまざまな指導戦略が活用できるようになる。また、専門能力開発の機会を通じて、教育スキルを継続的に更新する。
学生と関わり教室環境を作り出す✨：学生が教員やクラスメイトから評価され、サポートされていると感じられる包括的な教室環境を作り出すことができる。それは、学生に明確な目標を設定し、資料を暗記するのではなく理解できるようにすることも含まれる。学生が理解できるようにするためには、積極的な参加を促す必要があり、教員はストーリーテリングやユーモアなどの方法を通じて学習プロセスを楽しいものにする「技」を習得する。
教員自身が専門分野に関わり生涯学習を実践して成長する♻️：専門分野に関連する新しい研究結果、技術、または方法論を常に把握して、生涯学習に取り組む。また、学術界内でのネットワーク構築により、コラボレーション、メンターシップ等のエンゲージメントを行う。
所属大学への貢献🏫：学生へのアドバイスや研究プロジェクトの主導など、所属学科の活動に参加することで、教育以外の貢献をする。特に、カリキュラム開発に参加し、プログラムが革新的であり、業界のニーズと一致していることを保証できるような論理性、先見性、妥当性を習得する。
学生の学生生活に良い影響🧑🎓：サポートを提供しながら高い期待を設定することで、学生に自信を与えることができる。また、教員が主題に対する情熱を示すことで、生涯学習に向けて学生を動機付けることができる。
所属大学での評価💯：任期の更新、終身在職権の獲得、学内の受賞を通じて同僚から認められること。また、出版物や委員活動を通じて外部から認められると、教育者としての評判がさらに高まります。
成功を達成するための戦略
可能な限り早い時期から教える↗️：年齢の早い段階で教える機会を探し、経験を積み、自信をつけるというのはオススメです。
教育哲学を発展させる☺️：大学教員ですから自分の独自性について深く考究し教育哲学を発展させることが必須です。教育哲学を考えたことが無いという大学教員も多数おられると思いますが、私は最重要戦略だと自信を持って皆さんに共有します。
戦略的にネットワークを構築する🗺️：今、大学教員に求められるネットワークは、「国際」にシフトチェンジしています。そのため、国際学会や国際ワークショップに出席することからネットワーク構築を始めてみませんか？
まとめ
これまでに述べた項目に焦点を当てることで大学教員は、個人的な満足感を得られるだけでなく、学習者（学生）を良く刺激しながら、大学の成功に大きく貢献することができます。ひとまず教授を目指すということよりも、富士山の裾のが広いように、我々教員も幅広い知識と能力を兼ね備えて、より高く、さらに高いキャリア形成を目指し続ける無限ループ🔁で働くことこそが、大学教員のキャリアの成功であるという私の考えを共有させていただきました。