【お金のコラム】長期投資と分散投資のメリット

おはようございます。

今日は、長期投資と分散投資のメリットについて書いていこうと思います。

この2つはよく聞くワードで、NISAを皮切りに世間でも浸透しつつありますが具体的なメリットを紐解いてみましょう。

長期投資のメリット

  1. 複利効果の活用
    長期的に資産を運用することで、利息や配当を再投資し、複利の力を活かすことができます。
    複利は「投資の魔法」とも言われ、時間をかけて資産が加速度的に増加します。

  2. 市場の変動に対する耐性
    短期的な市場の変動に影響を受けにくくなります。
    市場は上下動するものですが、長期的には成長する傾向があるため、長期投資をすることで一時的な損失を回避しやすくなります。

  3. 低い取引コスト
    頻繁な売買を避けることで、手数料や税金のコストを抑えることができます。これにより、全体のパフォーマンスを向上させることができます。

  4. 心理的ストレスの軽減
    短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期的な視点で落ち着いて投資を続けることができます。

    長期投資には、このようなメリットがあります。
    では分散投資についても見ていきましょう。

分散投資のメリット

  1. リスクの軽減
    異なる資産クラス(株式、債券、不動産など)や地域に投資することで、一つの資産が大きく値下がりしても、他の資産がカバーするため、全体のリスクが軽減されます。

  2. 安定したリターン
    分散投資は異なる資産クラスの動きが異なるため、ポートフォリオ全体のリターンが安定します。
    これにより、極端な上下動を避けることができます。

  3. 特定リスクの回避
    企業や国、産業特有のリスクを避けることができます。
    例えば、特定の企業の業績悪化や特定の国の経済問題があっても、他の投資先がその影響を緩和します。

    分散投資には、このようなメリットがあります。


    また、資産運用の基本の考え方として

    「長期」「分散」「積立」

    という考え方がありますが、実際に運用のアドバイスをする際もこの考え方をベースに、その方に合わせたプランを組んでいます。

    また、リターンを得るためにはリスクはつきものです。

    この世にリスクのない投資は基本的に存在しません。
    どのような投資にも、ある程度のリスクが伴います。
    ただし、リスクの程度は投資対象や投資方法によって異なるので、どれくらいのコストでどれくらいのリターンがあるのか、しっかりシミュレーションができることが大切ですね。

    もちろん、手数料がとんでもない商品というのも、日本に存在しているのは事実ですので、保険営業マンから紹介された商品を勧められるがままに契約するのだけは絶対に避けましょう。

    手数料の部分を説明しないまま契約している人がとんでもなく多いのが日本の現状です。

    保険の話はまた、書いていきますね。